「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」を少しずつ読む(10)パーキングメーター部の設計から、荷捌きや人の乗降についても考えてみる

「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」を少しずつ読む」シリーズ、またまた、かなり時間が空いてしまいましたが第10回目です。ガイドラインは下記からどうぞ。

安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン

前回は、バス停部分の処理について紹介しました。コチラです。

さて10回目ですが、歩道橋などの処理についてはちょっと割愛させていただきまして(すみません)、「II 自転車通行空間の設計」から「1.3 特殊部における自転車通行空間の設計の配慮事項」>「1.3.3 パーキング・メーター等設置区間部の設計」を紹介したいと思います。

 

Vehicle parked in bicycle lane
Vehicle parked in bicycle lane by Richard Drdul, on Flickr

 

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家余り時代だからこそ駐輪場ビジネス!?

  • 投稿の最終変更日:2013年11月15日
  • 投稿カテゴリー:未分類
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街中の駐輪場の運営事業で知られる日本コンピュータ・ダイナミクスが、こんなリリースを出していました。

日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社(代表取締役社長:下條 治、本社:東京都品川区、以下 NCD)は、土地所有者に向け、「駐輪場」での土地活用の提案活動を展開しています。

引用元: 「家余り×自転車ブーム」を背景に駐輪場による土地活用の提案を展開中|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】.

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改正道交法の施行期日決定!2013年12月1日から、自転車が通行できる路側帯は左側だけになります

先に書いておきますが、自転車の右側通行はもともと禁止です。今回は「路側帯」のお話。2013年12月1日から、自転車が通行できる路側帯は左側だけになります。

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今年6月7日、悪質な自転車利用者への講習義務などを盛り込んだ改正道交法案が、衆議院で可決され、同14日に公布されました。そして、自転車の路側帯通行に関する部分の施行については『公布の日から起算して六月を超えない範囲内において政令で定める日から施行することとする』となっていましたが、11月13日に『道路交通法の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令(平成25年政令第309号)』が公布されました。

平成25年11月13日 道路交通法の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令(平成25年政令第309号)

引用元: 新規制定・改正法令・告示(警察庁)

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千代田区が自転車利用ガイドライン(素案)への意見を募集中

  • 投稿の最終変更日:2013年11月6日
  • 投稿カテゴリー:未分類
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東京都千代田区が、自転車利用ガイドラインの素案に対する意見を募集中です(via @ur_bike_sato)。

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自転車ネットワーク策定、少しずつ前へ。

国土交通省が、全国の市区町村における自転車ネットワークの策定状況について、報道発表をしていました。

Slippery Bike Lane
Slippery Bike Lane by Rob Ketcherside, on Flickr
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もう一度、自転車+iPhoneでアピールしよう!

だいぶ前に掲載した、こちらの記事。

自転車+iPhoneでアピールしよう!

ミノウラのスマートフォンホルダ「iH-100S PhoneGrip」を自分にではなく外に向け、メッセージを表示させる……というネタ。

メッセージに使用する書体を変更して、2013-2014バージョンを作ってみました。

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ニッポンよ、これが自転車インフラの世界標準だ 鉄道編(from irukaの絵日記)

  • 投稿の最終変更日:2013年10月9日
  • 投稿カテゴリー:コラム
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自転車通勤をきっかけに都市交通としての自転車の可能性に着目し、折りたたみ自転車「iruka」を開発中の小林正樹さんが、この夏、ヨーロッパ旅行の際に現地の自転車インフラを取材されました。そして、小林さんのブログに掲載された記事をCyclingEXにも転載させていただくことになりました。今回はその4回目、最終回となります。小林さん、ありがとうございます。なお、小林さんとirukaについては、こちらの記事で紹介しています。(須貝)

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ヨーロッパの自転車インフラ紹介シリーズ第三回、今回は鉄道編をお送りします。

まず最初にお断り。タイトルには「世界標準」と銘打ってはおりますが、以前紹介した自転車レーン小規模分散型駐輪場とは異なり、今回紹介する事例を日本の都市部でそのまま導入することは得策ではないと思っています。

ただ、自転車と他の公共交通機関の組合せはこれからの日本においても重要なテーマですので、日本なりのアレンジを考える上でのヒントとして読んでいただければ幸いです。

まずはインスブルック駅構内の写真です。
ホームにつながるコンコースに、自転車を引く男女の姿が。

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自転車活用推進議員連盟が自転車の安全・快適な利用を確保するための提言案を公表

  • 投稿の最終変更日:2013年10月9日
  • 投稿カテゴリー:ニュース
  • Reading time:3 mins read

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bicycles by akaitori, on Flickr

自転車活用推進議員連盟が、自転車の安全・快適な利用を確保するための提言案を公表したそうです。私の探し方が悪いのか、その公表された案が見つからないのですが、毎日新聞のWebサイトで馬場記者が記事を書かれていたので、そちらをご紹介したいと思います。

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バイクコンシャスプロジェクトの記事をEvernoteの共有ノートブックで公開しました

  • 投稿の最終変更日:2013年10月8日
  • 投稿カテゴリー:お知らせ
  • Reading time:3 mins read

2020年までに東京をバイクコンシャスに!というかけ声のもと、自転車の通行環境や自転車に優しい施設などについて紹介している「TOKYOバイクコンシャスプロジェクト」。その関連記事はタグのアーカイブからご覧になれるほか、CyclingEXの右上にあるタブにまとめられているのですが、それとは別に、Evernoteの共有ノートブックも作ってみました。

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前橋は歩行者と自転車を大事にすればもっと良くなると思う

  • 投稿の最終変更日:2013年10月4日
  • 投稿カテゴリー:コラム
  • Reading time:5 mins read

一昨年、第1回まえばし赤城山ヒルクライムに参加した際、土曜の夜に前橋の中心街で撮影した画像。

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先日書いたように今年も参加しましたが、前橋という街の寂しさは変わりありませんでした。

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あるなら言ってよ!でもあるのはえらいぞ!……な、新宿グランドタワーの来客用駐輪場【バイクコンシャス】

  • 投稿の最終変更日:2013年10月1日
  • 投稿カテゴリー:未分類
  • Reading time:4 mins read

先日用事があって新宿の成子坂下あたりに行ったときのこと。以前、西新宿駅付近の駐輪場を紹介しましたが、その近くに、住友不動産新宿グランドタワーという、高層ビルを訪れました。

住友不動産新宿グランドタワー(すみともふどうさんしんじゅくグランドタワー)は、東京都新宿区西新宿にある再開発組合施行の再開発によって建てられたビルである。総面積約19,636m²の敷地には、この40階建て高さ195.2mの高層ビルの他に、1階建てのホールベルサール新宿グランド イベントホール、10階建ての地権者住宅新宿グランドプラザ、2階建ての店舗棟新宿グランドウィング(グランドタワーからやや離れている)がある。敷地は南側の青梅街道(東京都道5号新宿青梅線)と、北側の税務署通り(東京都道302号新宿両国線の支線)にはさまれている。

住友不動産新宿グランドタワー – Wikipedia.

この日は徒歩でしたが、気になるのはやっぱり駐輪場。2011年の10月1日に竣工した新しいビルですから、なおさら気になります。

ところが、案内図には駐輪場が見当たりません。

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うん、見当たらない。

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ニッポンよ、これが自転車インフラの世界標準だ 駐輪場編〜後編(from irukaの絵日記)

  • 投稿の最終変更日:2013年10月7日
  • 投稿カテゴリー:未分類
  • Reading time:6 mins read

自転車通勤をきっかけに都市交通としての自転車の可能性に着目し、折りたたみ自転車「iruka」を開発中の小林正樹さんが、この夏、ヨーロッパ旅行の際に現地の自転車インフラを取材されました。そして、小林さんのブログに掲載された記事をCyclingEXにも転載させていただくことになりました。今回はその3回目となります。小林さん、ありがとうございます。なお、小林さんとirukaについては、こちらの記事で紹介しています。(須貝)

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ヨーロッパの自転車インフラ事情紹介シリーズ駐輪場編、後編です。

前回は、議論の前提として「経由地の駐輪場(そこに自転車を置いて鉄道など別の交通機関で別の場所に行くための駐輪場)として大規模集中型も必要だけど、目的地の駐輪場(そこに自転車を置いて近くで用を足すための駐輪場)として小規模分散型もあると便利」という話を書きました。

というわけで今回は、先日の旅行で撮ってきた、ヨーロッパ3ヶ国8つの街の小規模分散型駐輪場をご覧いただきます。

1. オーストリア、インスブルック
これが基本形。数台〜10台程度の自転車をくくりつける金属バーが路上にあるだけ、というものです。

Photo:小林正樹
Photo:小林正樹

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