CyclingEXでもときどきアイテムを紹介している、アウトドアギアブランドの「モンベル」。自転車関連のアパレルやグッズも数多く取り揃え、一部のモンベルストアでは自転車の販売も行っています。そして2014年シーズンから、自社プロデュースのロードバイク完成車「SCHEIDEGG」(シャイデック)を販売しています。
そもそもなぜ、モンベルが自社ブランドの自転車をやるのか。モンベルには、シーカヤック〜自転車〜ハイクという3つのアクティビティにより水辺から山頂を目指すアドベンチャーイベント「SEA TO SUMMIT」を開催しています。このイベントの参加者のために、日本人にフィットして、起伏のある日本の地形にぴったりな自転車を作ろう……というのが、スタート地点だったそうです(と、昨年のサイクルモードで伺いました)。
こちらが、ベーシックモデルのティアグラ完成車「シャイデック」。写真のブルホーンハンドルの他、ドロップハンドルバージョンもあります。比較的シンプルな造形のアルミフレーム+アルミフォークという組み合わせ。これにスギノ製のアウター46T×インナー30Tのコンパクトクランクを装備。Qファクター(左右のペダルの間隔)は狭め、そしてクランク長もSサイズで160mm、Mサイズで165mm、Lサイズで170mmとしています。
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須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。