ちょっと未来っぽかった電動アシスト自転車「PAS」の初代モデル

ヤマハ発動機にお招きいただき、同社の企業ミュージアム「ヤマハ・コミュニケーションプラザ」を見学。展示物には「電動アシスト自転車」もありました。

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70年代にオートバイメーカーが作ったジュニアスポーツ車「YAMAHA Cushion Bike 20」

  • 投稿の最終変更日:2015年10月17日
  • 投稿カテゴリー:懐かし自転車
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先日、ヤマハ発動機にお招きいただき、同社の企業ミュージアム「ヤマハ・コミュニケーションプラザ」を見学する機会がありました。ヤマハ発動機といえばオートバイメーカー、他に電動アシスト自転車やマリン向け製品などで知られていますが、かつて、電動アシスト自転車ではない「自転車」を作ったことがありました。

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1980年代を象徴する「カマキリ」はシンプルで上品なシティサイクルだった

  • 投稿の最終変更日:2022年7月21日
  • 投稿カテゴリー:懐かし自転車
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1980年に発表され、80年代のブリヂストンサイクルを代表するばかりか、この年代のシティサイクルの象徴とも言えるのが、あの「カマキリ」です。

ブリヂストンサイクルより、80年代前半の24インチモデル「KG-24K」のカタログ画像を提供していただきました。

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後年、実はありとあらゆる種類の自転車が「カマキリ」を名乗ることになるのですが、カマキリと言えばやはり、スタッガードフレームにこのハンドルですよね。

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【旧車】ブリヂストンサイクルとセリーヌがコラボした「シルエット セリーヌ」

  • 投稿の最終変更日:2015年7月28日
  • 投稿カテゴリー:懐かし自転車
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記事タイトルにズバリ書いてしまったので、まずは画像から。

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日本のブリヂストンサイクルが、フランスのファッションブランド「セリーヌ」の名を冠した自転車を発売していました。1984年のことです。もちろん、セリーヌから許可を得てのことで、セリーヌのレザーも使われています。

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十字型フレームを確かなものにしたジウジアーロデザインの自転車「BLOUSON」

  • 投稿の最終変更日:2014年10月13日
  • 投稿カテゴリー:懐かし自転車
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街でよく見かける、フレームの前半分が1本のチューブで構成され、シートチューブと交わったフレーム形状を持つシティサイクル。H型フレームとかクロスフレームとか十字型フレームとか、いろいろ呼び名はありますが、いわゆるトップチューブが無いわけで、しっかりとした強度を持たせるのが、実は難しい形状でもあります。

そんな十字型フレームにチャレンジした、有名デザイナーがいました。そして彼のデザインスケッチを製品として具体化し、強度的にも十分なものとして世に送り出した自転車メーカーがありました。イタリアのジョルジェット・ジウジアーロと、日本のブリヂストンサイクルです。

その自転車は、1986年度グッドデザイン賞受賞製品でもある、こちらの「ブルゾン」です。

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年代別グッドデザイン賞受賞商品 1980-1989|GOOD DESIGN HISTORY|ブリヂストンサイクル株式会社.

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ブリヂストンの新・街乗り自転車「STEPCRUZ」のご先祖さま!?

  • 投稿の最終変更日:2014年10月13日
  • 投稿カテゴリー:懐かし自転車
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今年に入ってブリヂストンサイクルから発表された、街乗り自転車の「STEPCRUZ(ステップクルーズ)」。またぎやすいV型フレームで、通勤・通学・買い物と、何でも使える「新しいスタンダード」を目指した商品です。

こちらが、その「STEPCRUZ」。

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1961年の「ツバメ自転車」カタログから

  • 投稿の最終変更日:2014年10月13日
  • 投稿カテゴリー:懐かし自転車
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最近、古い自転車の話題が続いていますが、もう少しお付き合いください。新家工業さんから1961年の「ツバメ自転車」カタログを画像化したものをご提供頂きました。その一部を、ここで紹介したいと思います。

金ツバメ軽快車。軽快さと実用性を両立したスマートな自転車、とのこと。

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価格は24,500円。大卒の初任給が16,000円くらいの時代です。

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時代先取り?89年の700Cハイブリッドバイク「ARAYA MF700-CX-F」

  • 投稿の最終変更日:2022年2月19日
  • 投稿カテゴリー:懐かし自転車
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先日、新家工業(アラヤ、ARAYA)が80年代末に発売した26インチのコミューターを紹介しましたが、同社は1989年に700Cのクロスバイクを発売していました。

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モデル名は「MF700-CX-F」。マディフォックスの一員です。当時、クロスバイクという言葉は無かったようです。

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初期のジュニアスポーツ車「ブリヂストン ヤングウェイ」とコミューターへのヒント

  • 投稿の最終変更日:2014年10月13日
  • 投稿カテゴリー:コラム懐かし自転車
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2012年の4月、ブリヂストンサイクルがバイクフォーラム青山において『「親子ジテンシャ」 スペシャル展示』という展示キャンペーンを行ったのですが、そのときのプレスリリースに添えられていたのが、1971年の「ヤングウェイ」。

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ブリヂストンサイクルショールーム バイクフォーラム青山 「親子ジテンシャ」 スペシャル展示 開催 |ブリヂストンサイクル株式会社のプレスリリース.

そう、後にデコトラのように進化していく「ジュニアスポーツ車」のうち、初期の1台です。

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スピード系クロスバイクの萌芽「FELT SRシリーズ」(2003)

GIANTのESCAPE RシリーズやRXシリーズを説明するときに「スピード系クロスバイク」という言葉が使われることがあります。明確な定義があるわけではありませんが、700×28Cのタイヤを履き、リアセンターは短めで、ぱっと見はフラットバーロードバイクのようだけど、Vブレーキで……といった構成のクロスバイクに対して、使われます。

スピード系クロスバイクの元祖のように扱われる、GIANTのESCAPE Rシリーズですが、ESCAPE Rシリーズが登場する数年前に、FELTから「スピードバイク」と称されるシリーズが出ていました。「スピード系クロスバイク」という言葉が使われるきっかけは、今思えば、このFELT SRシリーズにあったように思います。

メーカーのサイトにはさすがに残っていなかったのですが、いろんなメーカーの過去のバイクデータを公開しているサイトで、当時の写真やスペックを見ることができます。

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2003 Felt SR71 – New and Used Bike Value.

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80年代前半のMTBライクなコミューターバイク

  • 投稿の最終変更日:2017年6月19日
  • 投稿カテゴリー:懐かし自転車
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新家工業が過去のカタログをWeb上で公開しているのをご存知ですか?

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ときどき眺めて楽しんでいるのですが、その中からひとつ、こんな自転車を取り上げてみたいと思います。

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