クロスバイクカタログ2013:GIANT ESCAPE AIR LTD
価格(税込):89,250円
フレーム:ALUXX-Grade Aluminum OLD130mm
フォーク:Carbon、 Alminum コラム
コンポーネント:シマノ・ソラ
変速:2×9
タイヤ:700×28C
→メーカーサイト
価格(税込):89,250円
フレーム:ALUXX-Grade Aluminum OLD130mm
フォーク:Carbon、 Alminum コラム
コンポーネント:シマノ・ソラ
変速:2×9
タイヤ:700×28C
→メーカーサイト
GIANTが、ESCAPE AIRに春のニューカラーを追加しました。
毎年追加されている「春のニューモデル」。今年はESCAPE AIRにマットブルーとマットレッドが追加されています。
●マットブルー
重量9.9kgとクロスバイクとしては異例の軽さを誇る、GIANT ESCAPE AIR。この重量であれば輪行サイクリングにも良いのではないかと思い、さっそく試してみることにしました。
今回のプランは、観光地の近くまで輪行して、現地でちょっとしたサイクリングというか、ポタリングを楽しむというもの。私自身のアクセスのしやすさ、そして関東圏の方の参考になるように、行き先は「江ノ島」とします。
とにかく、最寄である小田急線・鶴川駅前まで自走し、公園で輪行準備。
ボトルケージに収まっているのが輪行袋です。せっかくなので輪行袋もGIANTからお借りしました。
「SUPER LIGHT BIKE BAG XL」という、後輪を外さない、そして「上からかぶせる」タイプの輪行袋で、価格は税込3,990円。生地が薄いので軽くて、輪行袋自体をコンパクトにたたむことができます。
2013 Giant Bicycle [ SUPER LIGHT BIKE BAG XL ]
使用状態は、こう。
追記:サドルを下げてペダルを外すことをオススメします。上記写真では私物の袋でサドルにカバーをしています。厳密にはJRほか各社の旅客営業規則で、3辺の和が250cm以内である必要があります。
連載「ふたつのESCAPE」の実走インプレッション、前回はESCAPE AIRについて書いたので、今回はもちろんESCAPE RX3。AIRとほとんど同じコースで乗ってみて、何を感じたのか……という話です。
実は当初、いくらESCAPE関連の記事が当サイトで人気だらといって「ふたつのESCAPEを乗り比べる」なんて言ってしまって良いのだろうかと、不安な気持ちもありました。全然違いがわからないのではないか、と。でも実際にある程度(といっても一度に25〜30kmなのですが)乗ってみると、結構違いを感じて、ある意味安心しているところです。
●フレームの存在をよりいっそう感じるRX3
465mmサイズで重量10.5kgというカタログスペックの、ESCAPE RX3。対するAIRは500mmサイズで9.9kgという軽さですから、実際にRX3(こちらも500mm)を持つと「ああ、確かにAIRよりは重いなぁ」と感じます。まぁAIRがクロスバイクとしては例外的に軽いのであって、RX3だって十分軽いのですが。
ESCAPE RX3シリーズも、ディメンションは(わずかな差異はありますが)ESCAPE Rシリーズを受け継いでいます。そのため、またがってみた最初の印象は、私がもともと乗っているESCAPE R2(2010)や先のAIRと大差ありません。
そして実際に走り出してみると、確かにこぎ出しはAIRよりやや重たいものの、股の下にしっかりとした車体があるという感覚がカラダに伝わってきます。そしてペダリングを早めていくと、AIRと遜色なく、むしろそれ以上にシャキシャキと進んで行く確かな加速感があるのです。この感覚が結構楽しい。見た目に違わず、フレームの剛性はAIRよりRX3のほうが高いようです。コーナリング中も、AIRがヒラリとした軽快感を前面に出しているのに対して、RX3は安定感とシャープさが両立しているところに魅力を感じます。
10月から始まった、GIANTのクロスバイク「ESCAPE AIR」と「ESCAPE RX3」の比較シリーズ。過去2回、AIRとRX3のディティールについて紹介してきましたが、今回からは、実際に乗ってみてのインプレッションです。まずはESCAPE AIRからお届けします。
●最初のひとこぎからわかる走りの軽さ
GIANTからお借りしているESCAPE AIRは、500mmのサイズ。個人的に使用しているESCAPE R2(2010モデル)と同じサイズです。ESCAPE AIRはESCAPE Rのディメンションを受け継いでいるので、AIRにまたがってみての第一印象は「自分のR2といっしょ」というものでした。クロスバイクとしてはコンパクトな車体ですが、上体が起きたポジションが取れ、視線も上がるので視界良好です。
姉妹サイト「ESCAPE USERS」のほうでは一足早くお伝えしましたが、GIANT(ジャイアント)が、ESCAPE AIRのスペシャルサイトを公開していました。
ESCAPE Rシリーズからの系譜や、徹底した「走りの軽さ」の追求といった面が強調されています。また、ちょっとした開発ストーリー的なものも掲載されています。
今年、比較的多く読まれている記事のひとつがコレです。
ソレとコレとはどう違う:GIANT ESCAPE R3/R3.1/RX3の場合(2012年モデル)
タイトルのとおり、GIANTのクロスバイク、ESCAPE R3/R3.1/RX3の3モデルについて比較した記事ですが、あくまでもスペック比較でした。
同じような記事をGIANTの2013年モデルでやるなら、価格が極めて近いESCAPE AIRとESCAPE RX3の2車種で比較したいところ。そして「ESCAPE USERS」などというサイトを立ち上げた手前、どうせやるならちゃんと乗り比べたい。RX3は少しだけ乗ったことあるけどAIRはまだ乗ってないし……などと思っていたところに、GIANTのプレス担当者から「AIR、乗ってみませんか?」との声が。せっかくの機会ですので、ありがたくお借りすることにしました。
こちらは、ESCAPE AIR。サイズは500mm。