筆者がかつて所有した自転車の中で「あれは良かったなぁ」と思うもののひとつに、街乗りMTBがあります。
2003年モデルのシュウィン・シエラという自転車で、ジャンルとしては街乗りMTB、もしくは26インチのコンフォートバイクに入ります。希望小売価格は確か4万円弱でした。フカフカのサドルや動きすぎるフロントサスペンションはご愛嬌(はじめての人にはわかりやすい“快適性”なんですよね)といったところですが、ママチャリ以上、クロスバイク未満というキャラクターは街乗りにぴったり。何よりもタイヤが太い安心感が良いですし、フロントギアをアウターにしてしまえばかなりスピードも出ます。当時通っていた編集プロダクションに置いて、仕事の移動用に重宝していました。
また、都心以外では世の中には案外未舗装路や舗装の悪いところがあるものです。そういうところでは、街乗りMTBが活躍します。
そんなわけで、今回は街乗りMTBをいくつかピックアップしてみました。
(さらに…)須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。