ニッポンよ、これが自転車インフラの世界標準だ 鉄道編(from irukaの絵日記)
自転車通勤をきっかけに都市交通としての自転車の可能性に着目し、折りたたみ自転車「iruka」を開発中の小林正樹さんが、この夏、ヨーロッパ旅行の際に現地の自転車インフラを取材されました。そして、小林さんのブログに掲載された記事をCyclingEXにも転載させていただくことになりました。今回はその4回目、最終回となります。小林さん、ありがとうございます。なお、小林さんとirukaについては、こちらの記事で紹介しています。(須貝)
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ヨーロッパの自転車インフラ紹介シリーズ第三回、今回は鉄道編をお送りします。
まず最初にお断り。タイトルには「世界標準」と銘打ってはおりますが、以前紹介した自転車レーンや小規模分散型駐輪場とは異なり、今回紹介する事例を日本の都市部でそのまま導入することは得策ではないと思っています。
ただ、自転車と他の公共交通機関の組合せはこれからの日本においても重要なテーマですので、日本なりのアレンジを考える上でのヒントとして読んでいただければ幸いです。
まずはインスブルック駅構内の写真です。
ホームにつながるコンコースに、自転車を引く男女の姿が。
自転車が通る場所はやっぱり車道が基本でしょ【バイクコンシャス】
バイクコンシャスネタとして、相模原の自転車通行環境について紹介したしたが、今日は、そのおまけ的な話です。
関連記事です。
国道16号相模原市内の自転車道を走ってみた
相模原駅近くの自転車専用通行帯を走ってみた
16号のほうの記事で、最後のほうに『朝の通勤通学時間帯に歩道上の自転車を一方通行とする取り組みも行われていました(でもそれなら車道のほうが走りやすいのも事実)』ってことを書いています。
これです。
この週末は猛暑!熱中症に注意しましょう!
注意と言われましても、という感じではありますが。
昨日も「暑いなぁ」と思ったのですが、今日の暑さはまた格別でした。役所巡りがあって昼間はスクーターで移動していたのですが、信号待ちなどでクラクラ。また、ぼんやりしているドライバーも多いように感じました。結局、途中で自宅最寄り駅まで戻って駐輪場にスクーターを置き、電車移動にしてしまいました。
さて、明日10日(土)の天気予報をYahoo!で見ると……。
自転車で古典的団地を巡る(4)イロハニホヘト
超個人的団地巡り、第4回の記事です。
前回、UR山崎団地の団地センターバスロータリー越しに見た、こちらの団地。
東京都住宅供給公社(JKK)の「町田木曽住宅」であります。
自転車で古典的団地を巡る(3)18年ぶりくらいに来てみた大規模団地
自転車で古典的団地を巡る(2)
前回に続きまして、まったく個人的な理由で巡る、東京都町田市内とその近くの古典的団地群。
前回はこちら。
そして今回は「UR藤の台団地」にやってきました。
しかしまぁ、鶴川団地といい、この藤の台団地といい、坂ばっかりですわ。
自転車で古典的団地を巡る(1)
個人的なことなのですが、住み慣れた東京都町田市を離れ、神奈川県民となりました。まぁ町田も神奈川みたいなもんなんですけど、実際に住んでみると「都県境」って、結構感じるもんなんですよね。主に、都道と県道の様式の違いが風景に与える影響が原因ではないかと思っているんですけど。
それはともかく、町田市を離れる前に、市内をあちこち自転車で回ってみたいなと考えました。1度目は、これはとくに記事にはしませんが、町田の中でもの奥のほう、境川の源流付近に足を伸ばしてみました。そして第2弾としてふと思いついたのが「団地でも巡ってみるか」ということ。私自身、いわゆる団地育ちですし、友達もいっぱい団地に住んでいました。自転車で、こっちの団地からあっちの団地に遊びに行ったりね。
団地なんて画一的だから、そこに町田らしさなんてものはとくに存在しないんだろうけど、なんとなく、当たり前のように住み、遊んだ団地をもう一度見ておくことにしたのです、自転車で。
前置きが長いですが、とりあえず小田急線・鶴川駅からスタートし、近くの大規模団地「UR鶴川団地」を目指します。
団地の写真にへんなコメントを付ける趣味はないのですが、それでもいきなりの「安定の公団クオリティ」といった感じです。焼却炉の煙突が良い味出してますよね。