ロードバイクに劣らぬ性能を目指したクロスバイク「GIANT ESCAPE R2」
CyclingEXのオフィスに、長期インプレ車として「GIANT ESCAPE R2」がやってきました。ド定番である「ESCAPE R3」が価格の割に優れた性能であることは十分認知されていると思うので、あえて「ちょっとイイESCAPE R」としてR2のほうを選んでみました。
「なぜに今さらESCAPE R?」という声もあるかもしれませんが、スポーツサイクルの裾野が大きく広がっている今だからこそ、現在のクロスバイクというものと真面目に向き合ってみたい、ユーザーとしての成長の過程もおさらいしてみたいと考えたのです。
というわけで、今後定期的にESCAPE R2に関連する記事をアップしていきます。タイアップ記事ではありませんので、どうぞご安心(?)ください。
初回は、ファーストインプレッションをお届けします。
●カーボンフォークとシマノ製パーツ採用の「ちょっとイイESCAPE R」
GIANT ESCAPE R2(500mm) 税込価格:73,500円
こちらが、今回やってきたESCAPE R2です(撮影中にペダルが回っていたのに気づきませんでした、スミマセン)。ライト類やボトルケージは手持ちのものを取り付けました。ESCAPE Rシリーズはクロスバイクの定番と言われますが、クロスバイクの中では比較的ロードバイクに近い、スピードを重視したキャラクターの自転車です。よく「スピード系」などという言われ方もします。
下位モデルであるESCAPE R3との大きな違いは、フロントフォークがカーボンになっていること、変速系パーツがR3はSRAMなのに対してR2はシマノであることの2点です。