国土交通省と警察庁が設置した有識者会議「安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討委員会」が、昨日都内で初会合を持ったという報道がありました。そもそもこれは、どんな「有識者会議」なのでしょう?
銀輪の死角:自転車政策、ガイドライン策定へ 有識者会議を設置 – 毎日jp(毎日新聞)
委員会はモデル地区の整備状況や事故減少効果、浮かんだ問題点などを検証。警察庁が先月打ち出した自転車の車道走行徹底方針も踏まえ、道路事情に応じた自転車走行空間の整備方法や地元調整のノウハウ、交差点の通行ルールなどを検討する。自転車利用者へのルール周知などソフト面も話し合う。3〜4回の会合を経てガイドライン案をまとめ、これを基に両省庁は自治体などに周知する。
メンバーは久保田委員長のほか、NPO法人「自転車活用推進研究会」の小林成基理事長、経済評論家の勝間和代さんら自転車交通に詳しい9人。国や自治体の対応の遅れを指摘してきた有識者が大半だ。
こちらに報道発表資料がありました。
報道発表資料:安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討委員会の開催について – 国土交通省
安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討を行うため、「安全で快適な自転車利
用環境の創出に向けた検討委員会」を国土交通省道路局と警察庁交通局が共同で開催す
ることといたしました。
1.主な検討課題
(1) モデル地区の評価・検証について
(2) 安全で快適な自転車利用環境の創出のためのガイドラインの提案について
※モデル地区とは、平成19年度に国土交通省と警察庁で指定した自転車通行環境整備モデル地区のことです。
※ガイドラインの提案は、年度内にとりまとめを行う予定です。
(さらに…)