GIANT(ジャイアント)が、グラベルロードバイク「REVOLT(リボルト)」シリーズの2022年モデルを発表。ジオメトリーを一新し、リアエンドにはフリップチップシステムも導入されています。
2022年モデルでは、カーボンフレームのADVANCEDグレードにおいて、フレームとフォークで従来モデルより160gの軽量化を果たしています。
また、従来モデルよりもヘッドアングルは立たせてクイックなコントロール性能を獲得する一方、BBハイトは大幅に下げられて安定性との両立が図られています。さらにリアエンドのパーツを入れ替えることができるフリップチップシステムにより、リアセンター長をショートとロングの2種類に設定可能。ロングにした際は、BBハイトもさらに下がることになります。
ちなみに2014年モデルの初代REVOLTはBBドロップが各サイズ65.0mm、第2世代の2019年モデルが70.0mm、そして今回発表された第3世代は80.0-81.0mmです。
シートポストはもちろんGIANT製でD形断面とすることで快適性を高めた「D-FUSE」を採用しますが、同社のシクロクロスバイク「TCX」と同様に30.9mmの丸型シートポストにも対応。ドロッパーポストの装着にも対応します。
ラインナップは、カーボンモデルの「REVOLT ADVANCED 2」と、アルミモデルの「REVOLT 2」の2種類です。
●REVOLT ADVANCED 2
メインコンポーネント:シマノ・GRX(2×11S)
ブレーキセット:シマノ・GRX RX400 TR160mm(油圧式ディスク)
タイヤ:GIANT CROSSCUT AT 1 700×38C Tubeless Ready
サイズ:430(XS)、450(S)、470(M)mm
重量:9.4kg(470mm)
カラー:スターリーナイト
価格:330,000円(税込)
[追記] 2022年2月1日より価格は385,000円(税込)。
●REVOLT 2
メインコンポーネント:シマノ・ソラ(2×9S)
ブレーキセット:シマノ・ソラ、テクトロ・MDC550 TR 160mm(ワイヤー式ディスク)
タイヤ:GIANT CROSSCUT AT 2 700×38C Tubeless Ready
サイズ:430(XS)、450(S)、470(M)mm
カラー:サテンブラックダイヤモンド
価格:148,500円(税込)
[追記] 2022年2月1日より価格は172,700円(税込)。
詳細は下記リンク先にてどうぞ。
情報源: 軽量かつ効率性を高めた新型「REVOLT」シリーズを発売 – News
[2022/1/21 追記] 2022年2月1日からの新価格を記載しました。
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。