ライトウェイプロダクツジャパンが、同社取り扱いブランド「GT Bicycles」の2022年モデルとして、エンデューロ向けフルサスMTB「FORCE CARBON(フォースカーボン)」を発表しています。
近年のGTはフルサスモデルに「LTS」を呼ばれるシステムを導入しており、FORCEシリーズも例外ではありませんでした。今回発表された2022年モデルでは、そのフレーム&サスペンション設計がさらに進化しています。
大きな特徴のひとつが、ハイピボット化されたLTSサスペンション。ピボット位置を高くすることで、衝撃を受け流す際のホイール軌道が、より後方へと動くようになっています。GTの説明によれば『90mmストロークした場合新型フォースでは10mm後方にホイールが移動して前方からの障害物を受け流すことができます(旧モデルの場合は約2mm)』とのこと。
そして、ハイピボットデザインにした際に顕著になりがちな、ペダリング時にサスペンションの動きが悪くなったり、ストロークした際にペダルが逆回転してしまうというデメリットに対しては、GTのダウンヒルモデル「FURY」から踏襲したアイドラープーリーを装備することで解決しています。
2022年モデルのFORCE CARBONは、下記3モデルが展開されます。
●FORCE CARBON FRAME
サイズ:S(380)、M(410)
価格:360,800円(税込)
●FORCE CARBON PRO
サイズ:S(380)、M(410)
価格:657,800円(税込)
●FORCE CARBON ELITE
サイズ:S(380)、M(410)、L(445)
価格:503,800円(税込)
ギャラリー
詳細は、ライトウェイプロダクツジャパンのWebサイトでどうぞ。
リンク: GT Bicycles 日本語公式サイト | MTB,BMX,グラベルロード
※世界的な需要増と供給不足により、多くのメーカー・代理店で2022年モデルが在庫僅少や納期未定といった状態になっています。詳しくは取扱販売店にお尋ねください。
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。