2020年モデルから登場した、ESCAPE Rのドロップハンドル版「ESCAPE R DROP」に、カラーが新しくなった2021年モデルが登場。
誰もが認める人気クロスバイク「ESCAPE R3」。それをきっかけに自転車にハマっり、フラットハンドルからドロップハンドルへ換装した——そんな人も少なからずいるだろう。もしくは今はフラットハンドルでも「いずれドロップハンドルにしたい」という人もいるはず。
そんなカスタム願望をメーカー自らカタチにしてしまったのが、この「ESCAPE R DROP」だ。ただし、昨年に登場した際も紹介したが、ただESCAPE R3をドロップハンドルにしただけの自転車ではないのが、ポイントだ。
簡単に言えば、フラットハンドルだった自転車をそのままドロップハンドルに交換すると、ドロップハンドルのブラケット部分が遠くなりすぎるという問題がある。そこでESCAPE R DROPでは、ESCAPE R3よりもトップチューブ(フレームの上辺の部分)が少し短かくて、ブラケットの距離が「いい塩梅」になるように設計されているのだ。
重量はいちばん大きなフレームサイズの500mmで10.9kgだから、エントリーグレードのスポーツ自転車としては十分に軽い。ハンドルの手前部分には、フラットハンドルの自転車と同じように握ることができるサブブレーキレバーも備わるから、初めてのスポーツ自転車にぴったりの1台だ。
価格:66,000円(税別)
サイズ:430(XS)、465(S)、500(M)mm
重量:10.9kg(500mm)
カラー:メタリックグリーン、マットブラック、ホワイト
リンク: 2021モデル「CONTEND」「ESCAPE RX」「GRAVIER」シリーズなどを先⾏販売 – News
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(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。