ホダカが、NESTOブランド初のE-BIKE「X-VALLEY E6180」を発表しています。27.5×2.8 インチタイヤを採用したハードテールのE-MTBです。
同ブランドのMTBモデル「TRAIZE PLUS」のE-BIKEと言える位置付けのX-VALLEY E6180は、ドライブユニットにシマノの「STEPS E6180」を搭載し、適度な負荷でトレイルライドやサイクリングを楽しむことができます。
フレームは6061アルミで、溶接部の急激な肉厚の変化を除去しすることで応力集中を防いでいます。フロントフォークは、100mmトラベルのSR SUNTOUR XCM32を採用。
BOOST規格のスルーアクスルと油圧ディスクブレーキも装備しています。そして、メインコンポーネントは10速のシマノ・デオーレを搭載。オーフロード走行を楽しむためのスペックは、満たしていると言えるでしょう。
価格は299,000円(税別)です。
製品情報: X-VALLEY E6180|NESTO – ネスト
リンク: 「地球を走ろう。」NESTOブランド初のe-bike X-VALLEY E6180新発売 – ホダカ株式会社のプレスリリース
ところで、この「X-VALLEY E6180」に既視感を抱く人も少なくないのでは。それもそのはず、存在は昨秋の展示会ですでに明らかになっていて、サイクルモードでも展示されていたんですよね。当初2020年4月発売予定と告知されていましたが、ようたく発売となりました。
シマノのドライブユニット「STEPS」を搭載するE-MTBでは、最上位の「STEPS E8080」が採用されていることが多いのですが、X-VALLEY E6180はミドルグレードでオールラウンダーの「STEPS E6180」が使われているのがひとつのポイント。
それも影響して、税別での価格が30万円を切っていることから、E-MTBの裾野を広げるモデルとして、期待がかかります。
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。