DE ROSA(デローザ)の2020年モデルで「MERAK(メラク)」の名称が復活しました。
初代のMERAKは、フルアルミのスパルタンなレーサーでした。その後、アルミ×カーボンバックの2代目、カーボンの3代目が存在しました。
数年のブランクを経て2020年モデルとして登場した4代目は、DE ROSAの新しいブランドロゴとともに登場した、3つの新しいカーボンバイクの中のひとつです。
すべてのワイヤーをフレームに内蔵させ、ハンドルとステムも一体化したFSA ACR SYSTEMを採用したことで、美しさを空気抵抗の削減を両立させている、新型MERAK。
BB86規格のBBシェルはアルミスリーブを使わないなど、細部まで軽量化にこだわり、54サイズのフレーム単体で800gを達成しています。
DE ROSAのラインナップの中ではオールラウンダーという位置付けですが、その軽さを活かしてヒルクライムでも活躍できるフレームです。
カンパニョーロ・コーラスを搭載したディスクブレーキ完成車、ディスクブレーキ仕様のフレームセット、リムブレーキ仕様のフレームセットが用意されています。
カンパニョーロ・コーラス完成車:670,000円(税別)
ディスクブレーキ仕様フレームセット:485,000円(税別)
リムブレーキ仕様フレームセット:価格未定
※完成車の仕様は、ハンドル+ステム、コンポーネント、ホイールなどが写真と一部異なる。
リンク: DE ROSA
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。