2日の土曜日、輪行で江の島に行きました。輪行とは、自転車を鉄道などの公共交通機関に乗せて移動すること。そのための「輪行袋」も各社から出ています。
使用したのは20インチの折りたたみ自転車、ダホン。輪行袋に収めて車内に持ち込み、車端部の座席を陣取り、足の間に自転車を置いても、ちゃんと座席の定員掛けができるので迷惑になりません(車内を通り抜ける人には配慮しましょう)。
今回のスタート地点は、小田急江ノ島線と相鉄本線の大和駅。管理人は町田市民ですが、なぜか大和まで輪行(笑) 駅前で自転車を組み立て、境川のサイクリングロードに降りて、境川沿いにひたすら下って行きました。藤沢駅周辺だけ、川沿いを離れて国道を走る必要がありますが、おおむね、ビギナーでも走りやすい道です。
ただ、今回は午後ちょっと遅く出たら、向かい風がしんどかった〜。対抗するサイクリストが追い風で速いこと速いこと(飛ばし過ぎのロードが多すぎるけど)。
片瀬東浜まで20数キロ走り、海を眺めつつ食料を補給したら、帰りはもちろん電車で輪行! ということで、小田急線の片瀬江ノ島駅からラクして(ズルして?)町田まで帰って参りました。
さて、私は輪行サイクリングのコースとして、関東の方には、とにもかくにも境川サイクリングロードと江ノ島をおすすめしています。理由は以下のとおり。
・JR横浜線や小田急江ノ島線が並走、田園都市線や相鉄が交わるなど、スタート地点が設定しやすい
・コースが走りやすい
・人里離れていない(わりには、かなりのどか)
・ゴールが海、しかも江の島(初心者にわかりやすい達成感がある)
・小田急線の片瀬江ノ島駅がすぐ近く(しかも始発駅)
ということで、お近くの方は境川&小田急江ノ島線で輪行デビュー、いかがでしょうか。
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。