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  • 投稿の最終変更日:2009年9月2日
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お詫び:当初記事タイトルが1300億円になっていたことをお詫びしてもしきれません

産経関西に、自転車事故の賠償に関する興味深い記事がありました。

リンク: 自転車事故で1300万円賠償命令 パート女性の後悔:産経関西(産経新聞大阪本社公式ニュースサイト).

大阪市の交差点で自営業の女性(69)が大けがをした自転車同士の事故をめぐり、大阪地裁が7月、パートの女性(60)に約1300万円の損害賠償を命じる判決を言い渡していたことが1日、わかった。パート女性は裁判知識にうとく、裁判所からの呼び出しも放置。判決後に慌てて弁護士に相談して控訴したが、「なぜこんなことに…」と落胆の日々を送っている。自転車による事故が多発するなか、「保険の整備などが必要」とする声も出ている。

この記事に出てくるパート女性は、裁判に出頭しなかったということで、出頭していれば結果が変わったかもしれませんね。いちおう、控訴したようですが。

また、生命保険なり住宅の火災保険なり入ってると思うのですが、個人賠償責任特約を付けていなかったのでしょうか。結果としてそれも仇になっていると思います。

自転車保険自体はかなり数が減っているようですが、生命保険に個人賠償責任特約を付ければ、自転車事故で相手にケガをさせてもある程度の補償ができます。賃貸住宅を契約するときに火災保険や共済に加入している場合も、個人賠償責任特約が付いているケースがありますから、その手の書類(契約のしおり等)は時間があるときに読み返したほうが良いですね。