自転車による車道の逆走、アタマに来ますよね。CyclingEXでも「車道逆走やめようキャンペーン」を行っています。
しかし、車道逆走の問題を考える上でなんとも悩ましいのが、路側帯の存在です。
結論から言うと、自転車は路側帯のどこを走っても良いのです。つまり、右側の路側帯でも左側の路側帯でも構わないのです。
それをわかりやすく説明したページが、広島市のWebサイトにありました。
まず、路側帯とは何か。
リンク: 自転車の通行位置について.
※URLが変更になっていました。コチラ。
路側帯とは、歩道のない道路の路端寄りに設けられた帯状の部分で道路標示によって区画されたものを「路側帯」という。
「歩道のない道路」というのがポイントです。
そして、問題はココ。
リンク: 自転車の通行位置について.
白実線1本の路側帯がある場合は、著しく歩行者の通行を妨げる場合を除き、この路側帯内を通行することができる。
(道路交通法第17条の2第2項)
この場合、路側帯のどの部分を通行してもよいが、歩行者の通行を妨げないような速度と方法で進行しなければならない。
これは果たして安全なんでしょうかね? 個人的には「混乱するだけ」だと思います。
もちろん、路側帯がない場合は車道左側を通行しなくてはならないことに変わりはありません。
※URLが変更になっていました。コチラ。
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。