●ロードバイクは立派な「乗り物」
自転車は、その気になれば自動車の制限速度に匹敵、もしくはそれを上回るスピードを簡単に出すことができます。法律的にも軽車両であり、自らの命を預ける立派な乗り物なのです。したがって、購入時の組み付けや日ごろのメンテナンスもたいへん重要になってきます。ですから、信頼のおけるショップで購入する必要があります。
●ひとりひとりに合ったロードバイクを
意外と知られていないのですが、ロードバイクには「サイズ」があります。その人の体格に合わせて、適切なサイズを選択しなくてはいけません。場合によっては、その人の体格に合わせてパーツを交換することもあります。したがってフェース・ツー・フェースのコミュニケーションが必要です。
たかだフレンドでのサイズ計測風景
●プロショップはコンサルタント
初めてロードバイクを購入する人は、きっとわからないことだらけでしょう。また、初めてではないけれど10年ちかくブランクがある……というような方も、きっと「浦島太郎」状態だと思います。そんな悩めるユーザーの相談に乗ってくれるのが、プロショップと呼ばれる専門店です。先に挙げた体格のことだけではなく、年齢、用途、予算といったさまざまな話を聞き出し、ユーザーにぴったりのロードバイクを勧めてくれます。これは、インターネット通販では絶対に得ることができないメリットと言えるでしょう。
●「ひと手間かける」それがプロショップ
自転車は、メーカーからショップへと「半完成品」の状態で送られてきます。それをちゃんとした自転車に仕上げるのは、ショップの仕事です。そして、この組み立ての作業でどれくらいの手間をかけられるかが、台数を売ってナンボの量販店と、プロショップとの違いでもあります。
・「シクロガーデン」小泉店長のコメント
「当店では大量販売店のようなメーカーから配送されたスポーツバイクをそのまま組んで販売はいたしてません。ホイールの狂いを修正し、ワイヤーのグリスアップを行い、その他さまざまな調整をし直します。精度の高いロードバイクにおいては再度分解、組み立てをも行います。」
[PR]私たちがロードバイクの世界へご案内します!
松戸:ベロシステノブ|町田:たかだフレンド|川越:シクロガーデン
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。