カワシマサイクルサプライが、ピナレロの2011年モデルとして「KOBH 60.1」の情報を掲載していました。春先にもその存在は明らかにされていたので、ご存じの方も多いとは思いますが。
KOBH 60.1 530/TeamSKY
このKOBH 60.1、「two wheel SUV」などという謳い文句がつけられています。
[PINARELLO 2011 情報] Asymmetric System & CenturyRide 初のtwo wheel SUV “KOBH 60.1″登場! | RIOGRANDE
KOBH 60.1は、石畳の道が繰り返される過酷なコースと予測できない天候という特徴がある北ヨーロッパのクラシックレースを戦うために、特別なバイクが必要になるとチームから要請を受け、Team SKYと共に開発されました。
つまり「まるでSUVのように快適なロードレーサー」、ということのようです。それでもDOGMA 60.1とは異なるジオメトリーで設計され、28Cのタイヤが装着できるクリアランスを用意するなどといった工夫がなされています。
希望小売価格は560,000円(レギュラーフレームセット・税込)/615,000円(Di2内蔵仕様フレームセット・税込)。
高級SUVですね。
KOBH 60.1 528/Black x Red
KOBH 60.1 527/White
(須貝弦)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。