クルマの中で働きたい、そういうことを考える人が、世の中には常にいるようです。過去、東京モーターショーにはそういうコンセプトモデルが何度か登場したことがあります。
【東京モーターショー09】ダイハツ デカデカ…限られた空間を使い倒す | レスポンス自動車ニュース(Response.jp)
一人乗りで大荷物を積んだり4人乗りで移動したり、はたまた駐車時には車内でデスクワークができたりと、まさに使い方はあなた次第。車内には35インチの液晶モニターが装備され、インドア派も十分に楽しめるよう配慮している。
The 36th Tokyo Motor Show | NISSAN
日産が「ビーライン」に込めたメッセージ、それは「ビジネス コンビニエンス」です。クルマとオフィスの機能を融合させた「オールインワン」をコンセプトに、さまざまなシーンにおけるビジネス効率を徹底的に追及。ルートセールスやデリバリー業務に必要な機能と同時に、市街地走行に適したコンパクトでフレンドリーなスタイリングを高次元でパッケージングしています。
ルートセールスの仕事などで便利なのはわかりますが、一般的には「そこまでして仕事したいか」と思うのではないでしょうか。
しかし、これが自転車になるとなんだか面白い。
以前も紹介した「考える自転車」のコンセプトモデル。
もちろん、仕事というよりは「思索」を考えているわけですが、たまにはこんな自転車で会社を抜け出してみたら、いつもと違う気持ちで仕事に取り組めそうです。
(須貝弦)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。