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  • 投稿の最終変更日:2012年3月23日
  • 投稿カテゴリー:PR / 週刊マティーノ
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「どんな自転車が良いですか?」
「軽くて、乗っていてラクで、どこまでも走れるようなものが良いです」


そうですよね。僕もそう思います。でも、“ラク”って何なのでしょう。


文字で表せば“楽”になりますから、“楽しい”気分で乗れるものなのでしょうね。ということは、楽しく乗れる自転車=ラクと言うことになります。それでは、自転車で言うところの楽しさって何なのでしょう。


見た目が綺麗な自転車で走ることが楽しい場合もあるでしょうし、その上でスイスイ走る事が楽しい場合もあるでしょう。自分の想いを込めた自転車でサイクリングするのはとても楽しいものです。でも、結局の所は乗っていて辛い自転車は決して楽しくないだろうと思うのです。


特に100km以上を目指すサイクリストにとって、フレームの剛性感とジオメトリはとても大事です。


私の経験上、170センチ以下の身長ではその違いというのは特に大きく影響すると思います。ほとんどの自転車メーカーがフレーム製造時に評価用で製作するのは大きなサイズです。身長で言えば180センチ前後の人が乗るサイズ。製品として流通するまでの間、ほとんどのメーカーでは我々が乗る小さなサイズは試作もされない場合が多くあります。小さなサイズは難しい…と言われるゆえんはこんなところにもあるのです。


大きなサイズでは出ることがなかった剛性の過剰な部分があったり、あるいはフレームが小さいがゆえにブレーキやシフトワイヤの処理に問題が発生してしまったり、大きなフレームでデザインされた見た目が大きく崩れてしまったり、ボトルケージ台座2つが干渉してしまったり、ボトルが取りにくい位置だったり等々。


過剛性になってしまうと乗り手への負荷が大きくなり、疲れてしまいます。長く乗れば乗るほど、その疲労は蓄積されるでしょうから、楽しくなくなってしまうかも知れません。


カタログの適合身長を見てサイズを決めてしまったりせず、是非ショップで相談して下さい。あなたの隠れたニーズや目的を発掘したり、ニーズに最もマッチする自転車を一緒に選びましょう。見た目が気に入ることも大事ですね。身長の小さな私は、小さな方向けのサイズ選びやペダリング、自転車に乗るにあたってのノウハウなどについてご相談頂けますので、お気軽にお話ししに来て下さい。


(Bicicletta di Mattino 朝倉誠)


墨田区本所のスポーツサイクル専門店「Bicicletta di Mattino」