メルボルンで開催されている自転車のトラック世界選手権において、チームスプリントで日本の男子が4位に入り、ロンドン五輪の出場枠を確実なものとしました。
トラック世界選<速報>男子チームスプリント | 日本自転車競技連盟 WEB SITE
チームスプリント決勝
1位 オーストラリア 43秒266
2位 フランス 43秒267
3位 ニュージーランド 43秒812
4位 日本(雨谷・渡邉・中川)43秒896(日本新記録※)
※従来の日本記録は2004年8月21日アテネでの44秒081(長塚・伏見・井上)
正式には、世界選手権後に発表される五輪ランキングの上位につけた国・地域に出場枠が割り振られるそうですが「当確」というわけですね。正式に決定すれば、
時事ドットコム:日本4位、五輪出場へ=男子チームスプリント-自転車世界選手権
チームスプリントの五輪出場枠を獲得すれば、自動的に個人種目のスプリントとケイリンの出場枠も一つずつ与えられる。
……とのこと。
ちなみに今回のチームスプリントですが、運も味方したようです。時事通信は別の記事で次のように伝えています。
時事ドットコム:得意種目で五輪切符手中に=自転車トラック世界選手権
「追い風」もあった。予選では出場全チームの競技終了時点で、電光掲示板の表示順位は6位。「帰る準備していた」と中川。だが、上位チームに降格があり、日本が予選4位に繰り上がった。
アテネでのチームスプリント銀メダルから、もう8年。その再現はなるでしょうか!?
(須貝弦)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。