ブリヂストンサイクルのスポーツ車ブランド「ANCHOR(アンカー)」の2013年モデル発表会が行われました。
会場に入ってすぐのところに鎮座していたのが、このモデル。
軽量かつ高い快適性で人気だったカーボンフレーム「RFX8」の後継として「RL8」が登場しました。上の写真のモデルは、105完成車の「RL8 EQUIPE」で、価格は255,000円。ホイールは標準がWH-R501-30で、写真の実車はセレクトパーツ(カスタマイズ)でホイールをフルクラム・レーシング5とした仕様です。レーシング5のアップチャージは22,000円。
そして下がデュラエース仕様の「RL8」。完成車価格は550,000円で、フレームセットは180,000円です。
こちらはアルテグラ仕様の「RL8 ELITE」で、セレクトパーツでコンポを電動アルテグラに、ホイールを標準のWH-RS21からWH-R6700Gにアップデートした仕様。標準仕様の価格は340,000円、写真の仕様は+105,000円。
RFX8の後継となるこのモデルは、2012年モデルで登場したRIS9をベースとし、RFX8で好評だった快適性に磨きをかけたもの。RIS9よりも横剛性を20%落としてホビーライダーにちょうど良い剛性としつつ、フロントは高剛性としてシャープなハンドリングを実現したとのこと。全体の剛性は前作RFX8より落としており「それでいてしっかり進むバイク」とはBSの担当者の談。フレーム単体で980g(サイズ480mm)と、軽さも引き継がれています。
ヘッド周辺。下側は1-1/4インチとしたテーパーヘッド。
造形はRIS9に似ていますが、細身です。
モノステーです。
ダウンチューブのハンガーシェル付近が角形になっています。
アルテグラ完成車(ELITE)は+80,000円で電動アルテグラに、デュラエース完成車は+130,000円で電動デュラエースに、アップグレードすることが可能です。
電動コンポですと、チェーステーにバッテリーが装着されます(写真は未装着状態)。
女性仕様の「RL8W EQUIPE」もあります。105完成車で255,000円、フレームセットは180,000円。
ちょっと整理しましょう。
<RL8シリーズ>
●RL8(デュラエース9000完成車):550,000円
+130,000円で電動デュラエース(9070)に変更可能
●RL8 FRAME(フレームセット):180,000円
●RL8 ELITE(アルテグラ6700完成車):340,000円
+80,000円で電動アルテグラ(6070)に変更可能
●RL8 EQUIP(105完成車):255,000円
上記4モデルのカラー:レーシングホワイト、レーシングレッド、単色カラーオーダー36色
上記4モデルのサイズ:390、420、450、480、510、540mm
●RL8W EQUIPE(女性向けディメンション、105完成車):255,000円
●RL8W FRAME(同、フレームセット):180,000円
RL8Wのカラー:レーシングホワイト、レーシングパープル、単色カラーオーダー36色
RL8Wのサイズ:390、420、450mm
※RL8シリーズ全完成車モデルで、ホイール、ステムやハンドルサイズ等のパーツセレクトが可能
今日伺ったところによれば、アンカーのWebサイトは12日お昼頃には2013年モデルに切り替わるそうですので、細かいところやディメンション等は、ぜひそちらをご覧下さい。
※価格は全て税込
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。