すでに各メディアによって報じられている通り、モールトン・バイシクルのアレックス・モールトン氏が9日に死去しました。
Alex Moulton, who has died aged 92, was an entrepreneurial engineer best known
for designing a revolutionary small-wheeled lightweight bicycle which
achieved great popularity in the 1960s.
» アレックス・モールトン氏が死去|BN-NET【ビーエヌ・ネット】
モールトン・バイシクル社は、アレックス・モールトン博士が12月9日に死去したと発表した。92歳だった。
アレックス・モールトン死去 – 海外ニュース | AUTOCAR JAPAN
ミニのラバーコーン・サスペンションの設計者として知られており、また、後のハイドロラスティック・サスペンションも彼の手によるものだ。
後年は、自動車事業から離れて、小さなホイールの自転車を発明したことで有名にもなっている。
モールトン・バイシクル社のトップページでは、モールトン博士の写真入りでその訃報を伝えています。
It is with great sorrow that Shaun Moulton and The Moulton Bicycle Company announce the news that Dr. Alexander Eric Moulton CBE, distinguished engineer and inventor, passed away peacefully in the company of his family and staff on Sunday evening, 9th December 2012, at the age of 92.
安らかに眠られるようお祈りいたします。
いわゆる「お城製」のアレックス・モールトン自転車は、ダイナベクターが取り扱っています。
また、初期の「シリーズ1」を再現したモデルが、ブリヂストンサイクルから製品化されています。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。