ライトウェイプロダクツジャパンが、同社オリジナルブランド「RITEWAY」より、クロスバイク「SHEPHERD(シェファード)」の2020年モデルを発表しています。
フレームサイズごとにホイールサイズも変えることで、体格に関わらずホリゾンタル基調のデザインを楽しめるクロスバイクとして、今やRITEWAYの最多量販モデルに成長したSHEPHERD。2020年モデルでは細部がアップデートされています。
もともとSHEPHERDは、フレームサイズだけでなくホイールサイズも変えた700C、26インチ、24インチという3種類のサイズを用意し、さらにはクランクやペダルのサイズも変えるという凝りようが特徴でした。2020年モデルではハンドル幅もフレームサイズごとに変えたほか、ペダルもスリムなものに変更、そして24インチではクランクを160mmから152mmへ短くするなど、細かい変更が行われました。
フロントチェーンリングがシングルであることも特徴ですが、その歯数は700Cが44T(従来は46T)、26インチが46T(従来は48T)、24インチが48T(従来通り)となり、より快適なクルージングができるように配慮されています。
タイヤは、すでに一部モデルに採用され単品発売でもヒットした「アーバンフルグリップタイヤ」を採用。タイヤサイズは700×35C/26×1.35″/24×1.35″となっています。
細かい点ではありますが、ダウンチューブ左側にはアウターワイヤー受けが設けられ、フロント多段化が容易になった点も見直せません。同社によればSHEPHERDは「実はマニアの2台目、3台目として選ばれることも多い」とのことで、そういった事情にも配慮されているのかもしれません。
●RITEWAY SHEPHERD
フレーム:Niauデザイン 6061アルミ合金
フォーク:Niauデザイン 6061アルミ合金
サイズ:24″(150〜165cm)、26″(160〜175cm)、700C(173〜185cm)
重量:24″=9.9kg、26″=10.3kg、700C=10.7kg
カラー:マットブラック、マットダークブラックオリーブ、マットレッド、マットネイビー、マットグレー、マットベージュ
価格:57,800円(税別)
製品情報: シェファード クロスバイク | ライトウェイバイクブランドサイト
関連記事: おすすめクロスバイク&街乗り自転車2019-2020年版:いい自転車と暮らそう – CyclingEX
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。