GIANT(ジャイアント)が、軽量クロスバイク「CROSTAR(クロスター)」の2020年モデルを発表しています。
ロングセラーとなったクロスバイク「ESCAPE R3」の乗りやすさ、扱いやすさは受け継ぎつつ、より軽く、そしてキレのある走りを可能にしたのがCROSTARです。その立ち位置は「ESCAPE R3とESCAPE RXの中間(のR3寄り)」といったところ。
2020年モデルでは、ブラックとホワイトの2色を用意。ESCAPE R3は700×30Cタイヤを採用しましたが、CROSTARは引き続き28Cタイヤを採用しています。
そして、大きく変わったのがフロントギアです。
従来モデルはフロントトリプルで、前3段×後ろ8段の24段変速でしたが、2020年モデルではフロントダブル、つまり前2段×後ろ8段の16段変速となりました。具体的には、フロントギアは48/38/28Tから46/30Tへと変更。リアのスプロケットも11-32Tから11-34Tに変わっています。
これには、トータルの変速段数は少なくなっても、街中での使い勝手を向上させる狙いがありそうです。
フレームサイズは430(XS)、465(S)、500(M)mmの3種類、重量は9.7kg(465mm)、価格は56,000円(税別)となっています。
製品情報: 2019 Giant Bicycle [CROSTAR (2020 NEW)]
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(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。