静岡県沼津市。伊豆半島の西側の付け根に当たる部分に位置していて、山側に富士山、海側に駿河湾と雄大な風景には事欠かない場所です。沼津の市街地から伊豆半島の方向に進んだ三津浦エリアでは、ちょうど海を挟んで向こう側に大きく富士山が鎮座する——という風景を見ることができます。

photo_@nadokazu

新幹線の三島駅を出発地点にすると、三津浦エリアまでは沼津を経由して片道およそ20km。海沿いまで出てしまえば、道は平坦基調。市街地を外れると、交通量もそれほど多くはありません。東京湾や相模湾よりも明らかに透明度が高くて青々とした海を横目に見ながら、快適なサイクリングを楽しめます。

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沼津から三津浦エリアまでの走行中、ルート上にある菓子店「松月」に立ち寄りました。店頭にはサイクルラックやベンチが設置されているほか、店内にも喫茶スペースがあるのでサイクリング途中の休憩にピッタリです。

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リンク: 松月 | 静岡県沼津市内浦の和菓子・洋菓子店 | イートインスペースもあります”

同店の看板メニューのひとつ「みかんどら焼き」は、オレンジ色の餡が入っている珍しいどら焼きです。甘味とともに酸味があって、非常に美味!自転車を漕いで、体内エネルギーが枯渇気味の身体に染みわたります。瞬時に食べつくしてしまったので、中身の写真がありません。

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沼津駅から約1時間走って、「安田屋旅館」に到着しました。ここは創業百余年、太宰治ゆかりの宿です。建物は実に築80年以上!宿泊だけでなく日帰り入浴も受け付けているので、スケジュールに余裕があれば、ひとっ風呂浴びていきたいところです。

リンク: 西伊豆 三津浜 湯の花温泉/太宰治ゆかりの宿 安田屋旅館

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宿の前の道路を挟んだ海側にには遊覧船の桟橋と砂浜があって、そこからも富士山が望めます。この日は、桜が満開でした。

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もっと先まで進めば、さらに違った海越しの富士山を楽しめたと思うのですが、残念ながらタイムアウト。ここで引き返します。三島駅への復路では、巨大な富士山がカジュアルに鎮座する風景に驚かされました。

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情報源: 沼津市公式観光サイト【沼津観光ポータル】

撮影日 2019年3月31日

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