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  • 投稿の最終変更日:2019年1月22日
  • 投稿カテゴリー:グッズ紹介 / コラム
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2017年の初夏に私のもとへとやってきた、10万円クラスのグラベルロードバイク「GT GRADE ALLOY CLARIS(2016年モデル)」。2018年も、間違いなくいちばん稼働した自転車でした。

週末、とくにどここかに走りに行くというよりも、数パターンある20〜40km程度の周回コースをのんびりと走っていることが多い私にとって、このGRADE ALLOY CLARISは「ちょうどいい」自転車です。しかし不満がないわけではありません。

購入して5ヶ月後にも書いているのですが、やはりブレーキをなんとかしたい。

購入当初と比較すると、あたりは出ているので使い物にはなっています。もちろん、油圧式ディスクブレーキのようなコントロール性は期待していません。では何が気になっているかというと、ワイヤーの引きが重たいことです。これも分かりきっているんですけど、距離が伸びると手が疲れますね。

関連記事: 10万円グラベルロードGT GRADE ALLOY CLARIS(2016年モデル)、5ヶ月経っていちばん気になっているのはココ – CyclingEX

「20〜40km程度を走るにはちょうどいい」と書きましたが、裏を返せばそれ以上は手が疲れてしまうのです。ブレーキの引きの重さが自転車の可能性に蓋をしてしまうのは、なんとももったいない話です。一方で、安価であることに惹かれて購入したのも事実で、どこまで手をかければよいか決めかねている状態のまま、時間が過ぎていました。



いっそ「油圧ディスクブレーキを搭載した別のグラベルロードバイクを買うか?」とも考えましたが、このGRADE ALLOYを気にっていることもあり、ブレーキを油圧式にアップグレードしようと決めました。

「GRADE ALLOY CLARIS」という製品名からもわかるとおり、メインコンポーネントはリア8速のシマノ・クラリス(2400)です。リアが8速であることには不満を感じていないので、このまま使い続けたい。

最初に思い浮かんだのは、TRPの「HY/RD」でした。

リンク: HY/RD FLAT MOUNT フラットマウント 油圧ディスクブレーキ

ワイヤー引きですが、キャリパー側にリザーバタンクを搭載しています。つまり、今までどおりのSTIを使いワイヤーを引きながら、ラストワンマイルで油圧式に変換されます。

次に思い浮かんだのは、こちら。

photo_ジャイアント

GIANT(ジャイアント)の「CONDUCT HYDRAULIC DISC BRAKE SET」です。

リンク: 2019 Giant Bicycle [ CONDUCT HYDRAULIC DISC BRAKE SET ]

同じく機械式から油圧式に変換するシステムで、GAINTのディスクロードやグラベルロードに採用されています。

GIANT製ステムのフロント部分を、CONDUCT HYDRAULIC DISC BRAKEのマスターボディに置き換えて使用します。マスターボディから先は油圧のラインです。つまり、ワイヤーで引くのはSTIからステムまででよいのです。

私が必要としていたのはコレではないか……という気分になり、なじみのショップにて発注しました。取り付けも、ショップにお願いします。ステムもGIANTのものを同時に購入しました。

つづく

(Gen SUGAI)