Tern(ターン)の20インチフォールディングバイク「Link C8」は、手が届きやすい価格と充実した性能のバランスという意味では、同ブランドの中でも随一の存在です。
ETRTO 406の20インチホイールに2.0インチ幅と少し太めのタイヤを組み合わせ、街中を小気味よくかつ快適に移動できる、Link C8。
もちろん工具を使わず簡単に折りたたみ状態にできるので、折りたたんで輪行袋に収納し鉄道で移動する「輪行」や、クルマに積んでの移動にもぴったりです。
ヘッドバッジを取り外すとアクセサリー台座が現れ、ここにバスケットなどのオプションを装着できます。キャリアやフェンダーなどのオプションも用意されているので、実用性重視の1台に仕立てるのもよいでしょう。
キャスター付きラックと簡易カバーがセットになった「Trolley Rack」というオプションも用意(税別18,000円、写真はカバーがない状態)。
サドルをつかんでコロコロできます。カバーからサドルが出た状態になるので輪行には適さないのは残念なのですが、実はこれ、マンションやオフィスなど建物内に持ち込みたいときには便利だったりします。
このLink C8には、Modern LineとClassic Lineという2種類のデザインがあります。
Modern Lineは、夜間の被視認性にすぐれるリフレクティブロゴを採用し、パーツ類はブラックで統一されています。
Link C8 Modern Lineの価格は、66,000円(税別)です。
そしてもうひとつのデザインであるClassic Line。
こちらは、ブラウンのサドル&グリップやシルバーのパーツを使うことで、クラシックな印象としています。
Link C8 Classic Lineの価格は、65,000円(税別)です。
リンク: Tern Bicycles Japan ターン バイシクルズ ジャパン
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。