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  • 投稿の最終変更日:2021年1月17日
  • 投稿カテゴリー:ロードバイク
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2019年モデルのロードバイクから、はじめての1台としておすすめでき、そしてアルミのエントリーグレードからステップアップするのにも手が届きやすい、20万円台のカーボンロードバイクを5モデル紹介します。

●オールラウンドな性格で扱いやすい「MERIDA SCULTURA 4000」

photo_ミヤタサイクル

台湾の大手ブランド「MERIDA(メリダ)」による、オールラウンドな性格のカーボンロードバイク。ひとつ上のモデルであるScultura 5000と同様の「Scultura CF2」フレームを使用し、リア11速のシマノ・105を搭載しながら税別で20万円を切る価格設定は魅力です。女性や小柄なユーザー向けの「4100」もあります。

メインコンポーネント:シマノ・105
価格:199,000円(税別)
メーカーリンク: メリダ

関連記事: MERIDA 2019年モデル:税別20万円を切るカーボンロード「SCULTURA 4000/4100」 – CyclingEX

●剛性が高いけど快適性と路面追従性もある「FELT FR5」

photo_ライトウェイプロダクツジャパン

質実剛健、シンプルでクセのない乗り味とハンドリングこそが特徴のカーボンロードバイクです。しっかりとした剛性があるけれど、路面追従性やショック吸収性も十分。極端な部分がなく、はじめての人からステップアップまで、そしてレースからロングライドまで、幅広いユーザーニーズを満たします。タイヤは700×28Cまで対応、標準では25Cを採用しています。

メインコンポーネント:シマノ・105
価格:248,000円(税別)
メーカーリンク: FELT

関連記事: Felt 2019年モデル:レーシングバイクFRシリーズのカーボンモデル「FR5」とアルミモデル「FR30」 – CyclingEX



●最大手メーカーならではの総合力の高さ「GIANT TCR ADVANCED 2」

photo_ジャイアント

業界最大手、台湾のGIANT(ジャイアント)。このバイクは軽さと剛性の高さを両立したAdvancedグレードカーボンフレームに、シマノ・105を搭載。ジオメトリーはロードレースや本格的なスポーツ走行に適したもので、一方でギア比はビギナーにも優しいワイドなものとなっています。週末に峠越えを含む長距離の高速サイクリングにチャレンジしてみたい人にはぴったり。納車時からチューブレス仕様で乗ることができます。

メインコンポーネント:シマノ・105
価格:200,000円(税別)
メーカーリンク: GIANT

関連記事: GIANTがチューブレスレディタイヤを標準装備したカーボンバイク「TCR ADVANCED 2」の2019年モデルを先行発売 – CyclingEX

●イタリアの人気ブランドを手ごろな価格で楽しめる「PINARELLO RAZHA」

photo_ピナレロジャパン

イタリアの人気ブランド「PINARELLO(ピナレロ)」のカーボンロードバイクとしてはエントリーグレードに位置付けられるRAZHA(ラザ)。かつての最上位モデル「DOGMA 65.1」のテクノロジーを受け継ぎつつ、扱いやすさを兼ね備えています。メインコンポーネントはシマノ・105ですが、フレームは電動コンポーネントにも対応しているので、後々コンポーネントを交換するのもよいでしょう。

メインコンポーネント:シマノ・105
価格:243,000円(税別)
メーカーリンク: PINARELLO JAPAN

関連記事: PINARELLO 2019年モデル:ミドルクラスのカーボンバイク「GAN」「RAZHA」「ANGLIRU」 – CyclingEX

●最新テクノロジーがひとおおり揃った「SPECIALIZED TARMAC SL6 SPORT DISC」

photo_スペシャライズド・ジャパン

油圧ディスクブレーキを搭載したカーボンロードバイク。高いパフォーマンスを発揮しながら快適性にも優れるフレームは、何かに特化した性能ではなく、オールラウンドに楽しむことができます。油圧式ディスクブレーキは、ロングライドで疲労がたまったときや雨に降られたときなどに、助けとなるでしょう。女性専用設計バージョンもあり。

メインコンポーネント:シマノ・105
価格:280,800円(税込)
メーカーリンク: SPECIALIZED
公式オンラインストア: SPECIALIZED 公式オンラインストア

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というわけで、5モデルを挙げてみましたが、結果としてメインコンポーネントはすべてシマノ・105。そして、何かに特化した性能をもつのではなく、高いスポーツ性能を基本としつつ比較的オールラウンドに使用できるものとなりました。強いて言えば、FELT FR5とGIANT TCR ADVANCED 2はややレーシーな感じでしょうか。

とくにはじめてのロードバイクの場合、楽しみ方が定まっていないでしょうから「ある程度のどうにでも使える」ことと「乗り手と一緒に成長できる(すぐに不満が出ず、かつ、コンポーネントをアップグレードして乗る価値もある)」ことが大事かと思います。

そういう意味では、現代の「20万円台のカーボンロードバイク」は、よいものがたくさんありますね。

以上、禁断の「●選」シリーズでお届けしました。

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(Gen SUGAI)