1980年代にBMXから派生した「F-1」をイメージしたバイクとしてTernの「GLEAM F1」を紹介しましたが、Ternにはもうひとつ「F1」と名のつくバイク「AMP F1」があります。
AMP F1は、GLEAM F1と同じくTernが「ROJI BIEKS」と名付けたラインから登場した1台。GLEAM F1はF-1とミニベロロードを融合したようなスタイルでしたが、こちらはよりBMXっぽい雰囲気をもっています。ちなみに奥の車体はカスタム例(非売カラー)です。
ハンドルも、ごらんのとおり。
フレームはクロモリで、トップチューブは見事に「逆スローピング」。
ホイールサイズは20インチ(406)で、タイヤは20×1.95とかなり太めです。エアボリュームからくる乗り心地の良さは期待できそう。
[当初20インチ(451)と記しましたが、標準は406でした。訂正いたします。]
スチール製のストレートフォークを装備。
そして機械式ディスクブレーキを搭載しています。
リアディレイラーはリア8速のシマノ・アルタスです。街乗りには十分ですね。
フロントギアはシングルです。
フレームサイズは460と500の2種類が用意されます。フレームカラーは、カッパーとスチールブルーの2種類です。
価格は63,000円(税別)です。
※本稿執筆段階では2019年モデル未掲載。
関連記事: Tern 2019年モデル:逆スローピング&フィン付きクロモリフレームのミニベロ「GLEAM F1」 – CyclingEX
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。