所有している自転車に合わせてさまざまな輪行グッズを買い揃えていたのですが、気がつくとあれやこれやと増えてしまいました。
現在所有し稼動状態にある自転車は、エンド幅130mm、QRでリムブレーキのロードバイク&クロスバイク/エンド幅135mm、QRでメカニカルディスクブレーキのグラベルロードバイク/エンド幅142mm、12mmスルーアクスルで油圧式ディスクブレーキの29erハードテールMTB。過去2〜3年を振り返ると、どれも1度は輪行の旅で使われています。
そして、増えていくのがエンド金具の類。昔からあるオーストリッチのエンド金具MTB用(エンド幅135mm用)/従来よりもリアディレイラーを20mm高く浮かせられるよう改良されたロードバイク用(エンド幅130mm用)/QR用でもっと高さが稼げる(高さ150mm)片足タイプのエンドスタンド/同じく片足タイプのスルーアクスル用エンドスタンド(高さ110mm)/さまざまなタイプの自転車に使えるTIOGA(タイオガ)のリアエンドホルダー II——といった具合で増えていきました。
今までは使っていなかった、ディスクブレーキやスプロケットを保護するカバー類も、最近になって購入してみました。
輪行袋は以下の3種類です。
オーストリッチの「L−100」輪行袋。縦型タイプの定番ですね。ロードバイクやグラベルロードバイクはこれに入ります。
同じくオーストリッチの「OS-500」。飛行機輪行の定番です。
関連記事: 飛行機輪行の定番「オーストリッチ OS-500」 – CyclingEX
そしてTIOGAの「29er コクーン」。少し手間をかければ3辺250cmに収まるので、数年前、スルーアクスル用のエンド金具が存在しない時期にMTBで輪行するには重宝しました。車内よりもむしろ、駅構内の移動に注意が必要ですね。最近だと「どうしても内装変速の自転車で輪行しなければいけないとき」といったような、特殊用途で活躍しています。
他にも輪行袋やグッズを試してはいるのですが、主だったところは上記のとおり。
エンド金具類に関しては、実はどれも一長一短あると感じています。また、オーストリッチのエンドスタンドは、ビギナーさんにはちょっとハードルが高いようにも思っています。しかし、ネガティブな面は手順や運用によってある程度カバーできるとも感じているので、今は実践を重ねて、それらを記事にできるように蓄積している最中です。
さすがに毎日輪行はできないのですが、毎晩のように自宅で輪行作業をしています。冷静に考えると、ちょっと滑稽ですけどね。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。