大手メーカー・ブランドのバイクと純正アパレルで、どこまで統一感をもたせつつ揃えられるか。先日のSPECIALIZE編に続いて、今回はGIANT(ジャイアント)です。
■TCR TCR ADVANCED SL 2 KOM編
まずは、個人的にGIANTの2018年モデルでいちばんかっこいいと思っているロードバイク「TCR TCR ADVANCED SL 2 KOM」と、先日発表になったアパレル「2018 RACE DAY COLLECTION」が、マッチするかどうかを見ていきましょう。
●バイク:TCR TCR ADVANCED SL 2 KOM
というわけで、バイクはこれで決まり。価格は420,000円(税別)です。カラーはマットチャコールで、2018年モデルのいくつかで採用されている「グレー系にオレンジの差し色」のひとつです。
リンク: 2018 Giant Bicycle [TCR ADVANCED SL 2 KOM]
●ジャージ:2018 RACE DAY SS JERSEY
ジャージについても、どれにしようかというより、これが合うのか合わないのか?という問題。2018 RACE DAY SS JERSEYです。価格は10,000円(税別)。カラーは青系の2種類しかありませんが、濃いめの「ネイビー・ブラック」を選択。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ 2018 RACE DAY SS JERSEY ]
以下、機械的に2018 RACE DAY COLLECTIONから選んでいきます。
●ショーツ:2018 RACE DAY SHORTS
価格は12,000円(税別)。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ 2018 RACE DAY SHORTS ]
●グローブ:2018 RACE DAY SF GLOVE
価格は3,500円(税別)です。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ 2018 RACE DAY SF GLOVE ]
●ソックス:2018 RACE DAY SOCKS
価格は2,000円(税別)。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ 2018 RACE DAY SOCKS ]
●ヘルメット:REV ASIA MIPS
ヘルメットは、ここで明るい色が使えたら……と思ったのですが、あまり選択肢がありません。であれば機能重視ということで、レーシングモデルのMIPS搭載仕様。価格は17,000円(税別)です。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ REV ASIA MIPS ]
●アイウェア:STRATOS(PC 3SET MIRROR)
GIANTはアイウェアも自社ブランドで展開しています。リーズナブルなモデルが中心ですね。バイクのフレームの差し色に合わせて、STRATOSのうちフレームカラーがマットオレンジ・ブラックのものを選択。この仕様の価格は7,500円(税別)です。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ STRATOS ]
●シューズ:SURGE HV
シューズについては、最上位モデルを選択。カラーは、軽快感のあるホワイトにしてみました。価格は30,000円(税別)です。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ SURGE HV ]
というわけで、バイクに加えて頭のてっぺんからつま先までGIANTで揃ったわけですが、サムネールを並べてみると……。
先日の2018 RACE DAY COLLECTIONを紹介する記事でも書きましたが、やはり「GIANT愛」という感じでしょうか。個人的には、悪くないと思います。コーポレートカラーである同コレクションはブルー基調のラインナップですが、落ち着いた配色なので、さまざまなフレームカラーに合いそうですね。
ちなみにSunwebカラーのTCRでも、案外いけそう。ヘルメットをレッドにしてみてもいいかもしれません。
リンク: 2018 Giant Bicycle [TCR ADVANCED PRO TEAM 42]
リンク: 2018 Giant Bicycle [ REV ASIA ]
■CONTEND SL 2編
エントリーグレードのロードバイク「CONTEND SL 2」でも試してみましょう。ウェアは「TOUR」シリーズが中心となります。
●バイク:CONTEND SL 2
この「ブルー」が、店頭で見ると鮮やかで魅力的。シマノ・ティアグラ完成車で価格は125,000円(税別)と、初めての1台はお手頃価格で収めたい人にもぴったりな1台です。
●ジャージ:TOUR SS JERSEY
シンプルなデザインで、機能は十分。6,000円(税別)とリーズナブルなのもうれしいですね。カラーは「ネイビー」。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ TOUR SS JERSEY ]
●パンツ:METREAUX BAGGY SHORTS
いわゆるレーサーパンツではなく、バギーショーツを選んでみました。価格は8,500円(税別)。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ METREAUX BAGGY SHORTS ]
●グローブ:TOUR SF GLOVE
ベーシックなグローブ。数色ありますが、こちらのカラーは「ブラック・ブルー」。価格は2,500円(税別)です。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ TOUR SF GLOVE ]
●ソックス:ALLY QUARTER SOCKS
シンプルなソックス。価格は750円(税別)。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ ALLY QUARTER SOCKS ]
●ヘルメット:REV COMP ASIA
ヘルメットは今季途中から追加されたニューモデル「REV COMP ASIA」のホワイトで。価格は6,800円(税別)。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ REV COMP ASIA ]
●アイウェア:SWIFT(PC 3SET MIRROR)
先ほどのとは別モデルですが、こちらでもアイウェアにオレンジをもってきました。価格は7,500円(税別)。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ SWIFT ]
●シューズ:ORBIT
シューズは、スニーカーのようなデザインで、SPDペダル対応、ビンディングペダルデビューするまではフラットペダルで使ってもOKな「BOLT」をチョイス。カラーはブラック・グレイ、価格は12,000円(税別)です。
リンク: 2018 Giant Bicycle [ BOLT ]
さてさて、サムネールを並べますよ。
やはりこちらもGIANT愛にあふれるイメージですが、ウェアの落ち着いたデザインのおかげで、派手さは皆無ですが統一感があります。そして、ここまでバイク込みで16万円ほどというのも魅力です。
本来の企画趣旨から外れますが欲を出して、初めてのロードバイクライフで他に必要となるものをリストアップしてみると……。
・アンダーシャツ
AMBIENT 3D SL BASE LAYER:3,500円(税別)
リンク: 2018 Giant Bicycle [ AMBIENT 3D SL BASE LAYER ]
・ウインドブレーカー
SUPERLIGHT WIND JACKET:8,500円(税別)
リンク: 2018 Giant Bicycle [ SUPERLIGHT WIND JACKET ]
・サドルバッグと携帯ツール・ポンプのセット
GIANT QUICK FIX COMBO KIT WITH MINI PUMP:4,500円(税別)
リンク: 2018 Giant Bicycle [ GIANT QUICK FIX COMBO KIT WITH MINI PUMP ]
・フロアポンプ
CONTROL TOWER 1:5,000円(税別)
リンク: 2018 Giant Bicycle [ CONTROL TOWER 1 ]
・ロック
FLEX COMBO+:2,000円(税別)
リンク: 2018 Giant Bicycle [ FLEX COMBO+ ]
・ボトルケージ
FLEXWAY:750円(税別)
リンク: 2018 Giant Bicycle [ FLEXWAY ]
・ボトル
POURFAST DOUBLESPRING 600CC:800円(税別)
リンク: 2018 Giant Bicycle [ POURFAST DOUBLESPRING ]
・ライト
NUMEN COMBO 2J:3,300円(税別)
リンク: 2018 Giant Bicycle [ NUMEN COMBO 2J ]
・メーター
AXACT 9W WIRELESS:3,500円(税別)
リンク: 2018 Giant Bicycle [ AXACT 9W WIRELESS ]
・予備チューブ
GIANT TUBE(700C):750円(税別)〜
リンク: 2018 Giant Bicycle [ GIANT TUBE ]
……と、たくさん書き出しましたが、とりあえずこれだけあればこの夏ロードバイクデビューして、秋までは大丈夫。足し算するとほぼ税別20万円です。これが全部GIANTで揃うって、すごいなぁ。
今回取り上げたロードバイク「CONTEND SL 2」はフラットペダルが標準装備なので、まずはそれで乗って、慣れたらビンディングへ。そして徐々にツール類やメンテナンス用品を買い、季節が秋になったら秋冬物のウェアを少しずつ揃えて……とやっていけば大丈夫でしょう。
最終的には、本来の企画趣旨とは離れたところで「GIANT恐るべし」と思うのでした。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。