3年ぶりにヘルメットを新調しました。今回購入したのはSMITH(スミス)の「NETWORK(ネットワーク)」です。
従来は、オージーケーカブトによる自転車ヘルメットブランド「KOOFU」の人気モデル「BC GLOSBE」を使用していました。
購入したのは、2015年5月のこと。使い始めて3年経ったので、買い替えです。初回ロットに設定されていたオレンジとブルーのカラーは、実はこれしか在庫がなく、半ばしかたなく購入したものでした。
ウェアとの色合わせが難しいと感じていましたが、しばらく使っているうちに「なんだかカワセミみたいな色でいいな」と思うように。自転車屋さんでブルーとオレンジのラインが入ったソックスを見つけたときは即買いして、カラーコーディネートしたっぽい?雰囲気に。
結果的にとても気に入って使っていたのですが、ヘルメットの耐用年数は、一般的には「3年」としているメーカーが多いかと思います。オージーケーカブトもそうです。
数千~数万円する自転車用のヘルメット。それなりの金額を払っているのだから、なるべく長く使いたいと思ってしまうが、耐用年数があることも知っておきたい。オージーケーカブトのKabuto製品の場合、耐用年数は「使用開始後3年」とされている。
情報源: 自転車のヘルメットは、結局何年使える? – 日経トレンディネット
サイクリングスポーツは屋外で行うスポーツであり、そこで使用されるヘルメットは紫外線や雨・土などの自然環境はもちろん、ご自身の汗や皮脂などにさらされ続けています。それらが要因となりヘルメットは徐々に材質劣化が進行するため、長くご使用になられたヘルメットでは万一のアクシデントの際に十分な保護性能を発揮できないおそれがあります。古くなったヘルメットはずっと使い続けず、3年をめやすに交換するようにしましょう。
実は街乗り用にGIROの「Reverb」も持っていたのですが、こちらは2015年の2月に購入し、3月アタマに撮影仕事で使用して引退させました。
というわけで、新たに購入したのがSMITH NETWORKだったわけです。
「BC GLOSBE II」にしても良かったのですが、さすがに芸がないかな……と思いほかのものを検討している中で、デザインが気に入り、かつMIPS搭載ということでNETWORKに決定。
MIPSについては、GIROのサイクリングヘルメットに搭載された際の記事があるので、そちらをどうぞ。
関連記事: ヘルメットの内と外を独立して回転させて衝撃吸収する「GIRO MONTARO MIPS」 – CyclingEX
話を、SMITH NETWORKに戻しましょう。
私が購入したカラーは、マットブラック。
グリーンのアクセントが目立ちますね。グリーンの部分は「コロイド」と呼ばれるパーツが配されていて、ハニカム形状になっているのが特徴。コロイドのカラーはシェルのカラーによって変わってきます。
メーカーの日本語Webサイトでは「コロイド素材」などと書かれていますが、素材ではなくパーツですね。プロテクション効果がありながら、通気性もある——という謳い文句で、実際、かぶってみると風通しは良いと感じます。
MIPSに関しては、お世話にならないことを祈っています。というか、気をつけます。
今いちばん乗っているGT GRADE ALLOY CLARIS(2016)のカラーとも、ぴったり?
ちょうど、ブルー/グリーンのソックスも持っていたので、こちらでもカラーコーディネートしたっぽい感じにしてみました。
なおこのSMITH NETWORK、代理店のひとつであるフカヤのカタログでは「JCF公認取得予定」と書かれていましたが、私が購入した現物には、すでにJCF公認ステッカーが貼付されていました。
価格は25,000円(税別)です。
リンク: 株式会社 フカヤ トップページ
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。