境川サイクリングロード経由で江ノ島に向かい、さらにそこから稲村ヶ崎に向かっていたときのこと。国道134号が渋滞していたので、気分を変えようと途中で江ノ電沿いの裏道に入りました。
ハンドルにマウントした「SONY HDR-AS300」で撮影していたのですが、国道はクルマばかりの画で使い物にならないので、線路沿い裏道で前から江ノ電でも来ればいいなと思ったのです。
でも、そういえばさっき江ノ電とすれ違ったような……。江ノ電は単線で、上下ともきっちり12分間隔で運転しているので、さっき前方から来た電車とすれ違ったということは、(ずっと線路沿いにいれば)次に会う電車は後ろから来るはず。七里ヶ浜付近の線路沿いは、線路と道路の柵が無いので、ここで電車が来たら迫力あるだろうなぁ〜なんて思っていたら。
後ろから警笛が聞こえ、電車が来た!
慌てず、落ち着いて、線路のある左側に寄りすぎないように注意して進みます。
江ノ電はすぐ先の七里ヶ浜駅に停車するため、速度を落としていきます。
お、江ノ電の現役最古参・300形!
1956年(昭和31年)から1968年(昭和43年)にかけて合計6編成12両がデビューしました。全てが旧形⾞両を改造したもので、現役の305-355号⾞は京王電鉄の台枠を流⽤し、⾞体は東横⾞両・台⾞は東急⾞輛で新造された⾞両です。
情報源: 300形|車両図鑑|江ノ電博物館|電車 | 江ノ島電鉄株式会社
駅の先の踏切で、もう一度見送りました。
というわけで、YouTubeにアップしています。
※線路沿いの通行には十分注意しましょう。
※線路内への立ち入りは禁止されています。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。