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  • 投稿の最終変更日:2018年1月19日
  • 投稿カテゴリー:懐かし自転車
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1980年代後半に日本でMTB(マウンテンバイク)がはやり始めてから数年、1990年前後になると、MTBから派生した多目的なスポーツ自転車が登場するようになりました。そんな時代にブリヂストンサイクルから発売されていたのが「ワイルドウエスト クロスロード0」です。

「ワイルドウエスト」はMTBのブランドとして立ち上がりましたが、この「クロスロード」はオンロードも楽しめる多用途な、つまりクロスバイクとして登場しています。

ハンドルの種類やタイヤのサイズなどにより、いくつかのモデルがありました。そしてドロップハンドルの最上位モデルが、このワイルドウエスト クロスロード0でした。

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カタログ写真で見ても昔の自転車だとわかりますが、それでも、現代においてどこか海外のブランドから発売されていてもおかしくない雰囲気をもっています。

ちなみにワイルドウエストは新家工業(アラヤ)「マディフォックス」の対抗馬でもあったのですが、そのマディフォックスはというと、1989年にはMTBをオールランドな性格にアレンジした「CX」シリーズを投入、700Cホイールでフラットハンドル仕様とドロップハンドル仕様を揃えていました。

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アラヤは近年になってCXシリーズを復活させています。ブリヂストンのほうではANCHOR(アンカー)が「レーシングブランド」という立ち位置のためか、こういった「多用途に遊べる自転車」は存在しにくいのかもしれませんね。

(Gen SUGAI)