ARAYA(アラヤ)がロードバイクとマウンテンバイクのハイブリッドとして1988年に発売し、日本におけるクロスバイクの始祖とも言えるのが「CX」。2018年モデルでは、ツーリング志向が強めのグラベルロードモデル「CXG」が登場しています。
クロモリフレームにクロモリフォーク、そして機械式ディスクブレーキという構成です。
テーパーヘッドを採用しています。フロントフォークはオーバーサイズのコラムですが、ヘッドパーツを交換すればテーパーコラムのフォークにも対応します。
フレームは4130クロモリです。
メインコンポーネントは、シマノ・クラリスです。ハンドルは下ハンが広がったタイプ。
クランクもクラリスが採用されているのは、このグレードのバイクとしては良いですね。
タイヤは700×35Cのシュワルベ・サミースリック。こちらもなかなか良い選択ではないでしょうか。
チェーンステーは、こんな形状。
ブレーキの台座はフラットマウントで、機械式のTRP・スパイアーを標準装備しています。ドロップアウトは交換可能で、シマノ・E-Thruアクスルに対応可能です。
クロモリフォークにアクセサリー用の台座が備わっています。
サイズは460、500、540の3種類。カラーはサンセットイエローとバーンブラックの2種類です。重量は13.4kgと発表されています。
そして気になる価格は、98,000円(税別)となっています。
※本稿執筆段階では2018年モデル未掲載です
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。