GT(ジーティー)の安価なグラベルロード「GRADE ALLOY CLARIS」を購入して、そろそろ3ヶ月になります。その間、私はといえば毎週、地元の川沿いを飽きもせずに走っているのでした。
でも、いつものコースもバイクが変わればまた新鮮に感じるものです。
とはいえ、以前に動画で紹介した川沿いの砂利道は、400mちょっとという長さ。それだけではさすがに、物足りない。
ふと、その川の支流をさかのぼると砂利道があるのを思い出しました。ロードバイクではいつも砂利道を迂回して舗装路を行っており、いつしかそれが当たり前になっていたので、砂利道の記憶が抜け落ちていたのです。何の事は無い、支流沿いをまっすぐ行けばよかった! 向かってみると、砂利道の距離は800mほどあって、記憶していた以上の走りごたえで楽しめます。
1周約25kmのコースに、1km強の砂利道を含むことができました。
1km強の砂利道を含む20kmの道のりを走って、ベーカリーのイートインで休憩し、5km走って帰る——というパターンが出来上がりつつあります。ただ、一度そういうパターンができるとずっと繰り返してしまうのが私の悪いクセなので、もう少しいろいろなところに足を伸ばしたいと思います。今は近いところから「実はまだ行ったことがない」というような裏道、里山の細道などを探索していますが、輪行で知らない土地に行くのも面白そうです。
また、GRADE ALLOYはオンロード性能もまずまずですから、無理に?砂利道、ダートを探すようなことはせず「未舗装路が出てきてもOK」くらいの気持ちでふつうに使っていれば、それはそれで良いのかもしれません。
というわけで、その「800mほどの砂利道」の動画を貼っておきます。
また、東京・新橋のロードバイク専門店「Avant Cycles」のサポートを受けて運営されているWebサイト「Avant Cycles otona-lab」にも、GRADE ALLOYについて寄稿しています。
リンク: 最近グラベルロードばかり乗っている – otona-lab.com
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。