2017年3月に3泊4日で台湾・台北に行った記事を何本かお届けしてきましたが、最後に雑多な話と、台北から淡水までサイクリングした際の動画を紹介します。
先に、関連記事のタグアーカイブと、関連記事へのリンクを貼っておきます。
関連タグ: 台北 – CyclingEX
関連記事: 飛行機輪行の定番「オーストリッチ OS-500」 – CyclingEX
なぜ台北に行ったか
恥ずかしながら実は私、こちらの記事でも書いたように理屈抜きで飛行機が嫌いで(いちおう理由はあるのですが書かないでおきます)、今まで海外旅行や出張の話はことごとく断ってきました。それどころか、国内も、沖縄でもない限り新幹線等で行くタイプだったのです。
しかし、その沖縄をはじめ、短期間に国内線で移動しなくてはならない仕事がいくつかあって、そうこうしているうちに耐性がついたというわけです。するとおかしなもので、急に「海外で自転車に乗ってみたいなぁ」と思い、あれこれ思案しているうちに「近場」「3月中旬〜下旬に行けばスギ花粉症から逃れられる」という単純な理由で、台北行きを決めました。
日本〜台湾の往復はANA
安く上がるにこしたことはないと思ったのですが、神奈川県内の自宅からの利便性と、自転車を持って行きたかったこともあり、日系が良いだろうということで、ANAの羽田〜松山便を使いました。2016年の年末に予約して、燃料サーチャージ等込みで42,810円(税込)でした。
自転車はオーストリッチのOS-500に
今回は「GIANT ESCAPE Air」を持って行きました。輪行バッグは「オーストリッチ OS-500」。詳しくは下記リンク先でどうぞ。
関連記事: 飛行機輪行の定番「オーストリッチ OS-500」 – CyclingEX
ひとつ付け加えると、空港で預けるときにはタイヤの空気を全部抜いておく必要があります。現地で空気を入れるために、フロアポンプ的に使える大きめの携帯ポンプ(TOPEAKのMountain Morph)を持って行きました。
自転車以外の荷物はバックパックに
サイクリング中に背負いたいリュックといくつかの自転車用品は、自転車といっしょにOS-500の中へ。それ以外の荷物はすべて40Lサイズのバックパックに突っ込みました。
CyclingEX 2018 春
台北でのサイクリングの話も収録した、CyclingEXの電子書籍版『CyclingEX 2018 春』が発売中です。オフラインでじっくり読みたい方は、ぜひどうぞ! 「Kindle Unlimited」の対象です。スマホでも読めます。
弱気?に「ホテルサンルート台北」泊
日本語が通じるのでラク。そのかわり、泊まっているのは日本人ばかりです。
実は滞在中一度だけ「うーん、困った」ということがあったのですが、日本語で相談できたのでよかったです。素泊まり3泊4日で8,050NTD。
自転車は部屋に置かせてもらうことができました。
情報源: 台北市のホテル予約なら、ホテルサンルート台北【公式】
中二英語でも大丈夫(?)
「ニーハオ」と「シエシエ」以外は、中二レベルの英語で押し通してきました。
屋台や夜市、街の食堂やコンビニなどでは、相手も簡単な英語、ときには日本語の単語も交えてくれます。おそらく日本人の外国語レベルに一切期待されていないのでしょうか、台北と淡水に行った限りではなんとかなりました。飲食店ではオーダー表に記入するところが多いし、言えば写真付きメニューを出してくれるお店もありました。
唯一、淡水から八里への渡船チケット売り場のおばちゃん相手には苦戦しました。なんか少し余計にお金を払ったような気もするのですが、渡船に乗って向こう岸に行くことはできたので、まぁ、良かったんじゃないでしょうか。
鼎泰豊は並んでる
鼎泰豊の前には、日本や韓国、欧米からの観光客が列を作っていました。
食べたものいろいろ
台北で最初の食事は、行く前にあたりをつけておいた小籠包のお店「蘇杭點心店」。
情報源: 鼎泰豊だけじゃない!台北で食べたい小籠包|エクスペディア
サンルート台北の近くに雙城街夜市という夜市(と言いつつ、時間によって屋台が入れ替わり24時間やっている)があり、小腹が空いた際には便利でした。
台北駅近くの路地裏にあるお店でジャージャー麺も食べました。
情報源: 老牌牛肉拉麺大王 中毒性の高い炸醤麺 : 食べ台湾!美味しい台北
たいていのことは「えーっと、あそこにはどうやって行けばいいんだっけ」と思ってググれば出てくるので、便利といえば便利……。
口直しは民権西路駅近くのドトール。
ミラノサンドAとアイスコーヒーSで135NTD。ちなみに上のジャージャー麺、60NTD。スタバのアイスショートラテ、120TWD。
牛肉麺は帰国前に松山空港で。
情報源: 老董牛肉麺 (台北松山空港店) [その他]の店舗情報 – Yahoo!ロコ
台北ショー
自分が立てた旅程が、ちょうど自転車業界の「台北ショー」と重なっていました。雨に祟られてもやることがあるからラッキー!くらいの気持ちで事前登録して、3日目の昼に行ってきましたが、広大すぎて3時間では「とりあえず通っただけ」みたいな感じに。
会場の特設コーナーで「TAIPEI CYCLE d&i awards」の受賞作が展示されていて、写真のCKTが印象に残りました。
次回台北ショーは2017年2018年10月末だそうです。
情報源: Bike Design Award | TAIPEI CYCLE d&i awards – iF WORLD DESIGN GUIDE
夜市の野良猫(だけど目立っているのは……)
夜市のそばの公園にいた野良猫たち。ちゃんと?キャットフードをもらっていました。
しかし、基隆河や淡水河の川沿いで目立っていたのは、何と言っても野良犬でした。写真はありませんが、みんな大きいのでビビりました。
市内の移動はMRTとタクシー、そしてYouBike
市内の移動は、MRT(地下鉄&新交通システム)かタクシーが便利。
台北MRTの情報は下記から(日本語モバイルサイトあり)。
なお、週末は特定の駅間で自転車をそのまま乗せることができます。
情報源: 臺北大眾捷運股份有限公司
ICカードが便利でした。
情報源: 台湾旅行で必携!悠遊卡が便利すぎて使わないともったいない。買い方と使い方を紹介 – ちょっと台湾いってきます−台湾旅行ブログ−
情報源: 台湾ビギナー。MRT移動メインなら駅販売機での悠遊卡(ヨウヨウカー)購入がオススメ! | 台湾とあくしゅブログ
シェアサイクル「YouBike」も忘れてはなりません。
関連記事: 台北の自転車シェアリング「YouBike」で市内を走る – CyclingEX
自転車通行環境については下記から。
関連記事: 台北で見た自転車通行環境とか – CyclingEX
サイクリングの動画
最後に、台北から淡水までサイクリングした際の動画です。ステムにマウントしたソニーのアクションカムでだらだらと撮っただけですので、おヒマな方はどうぞ。モバイル環境で再生する際はデータ転送量のご注意ください。
15:10頃、野良犬に遭遇。
ということで本当に雑多になりましたが、以上です。
別の機会に別の場所で、改めて読み物として書く予定ではいます。
関連タグ: 台北 – CyclingEX
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(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。