ドイツブランドのCENTURION(センチュリオン)のクロスバイク「CROSSLINE 30 RIGID」は、派手さこそないものの、日本市場に向けて街中での普段使いに適したスペックを実現しています。
ドイツではそのお国柄もあり「CROSSLINE(クロスライン)」というシリーズ名で数多くのクロスバイク(トレッキングバイク)を揃えているCENTURION。2017年モデルで日本市場で発売されるCROSSLINEは、CROSSLINE PRO 100/CROSSLINE COMP 50/CROSSLINE 30 RIGIDの3モデルです。今回紹介するCROSSLINE 30 RIGIDは、日本市場向け専用にアレンジされたエントリーモデルとなります。
モデル名にある通り、フロントフォークは日本の道路事情にマッチしたリジッド仕様。
Vブレーキを採用し、タイヤは700×32Cを装着。日本のクロスバイクとしてごく一般的な構成です。
手にフィットしやすい、エルゴノミック形状のステム。
前3段×後7段の21段変速。同一価格帯のクロスバイクだと前3段×後8段の24段変速が多いので段数では見劣りますが、42/34/24Tのクランクと12-32Tのリアスプロケットを持ち、街中での実用上不便をするということはないはずです。
ちなみにハンドル幅は580mmと、普通自転車の枠に収まっています(上位モデルは600mmオーバー)。
サイドスタンドは標準装備。
サイズは37、44、47、50、53cmの用意し、重量は11.2kg(37cm)。価格は52,000円(税別)です。
リンク:センチュリオン
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。