FELTのアルミロードバイク「F75」は、レース向けのジオメトリーを持ち、コンポーネントにシマノ・105を採用した質実剛健なモデル。その2017年モデルが、輸入代理店であるライトウェイプロダクツジャパンの展示会で発表されていました。
マットブラックのF75。フレームの形状もグラフィックも極めてシンプルですが、それが好印象。ワイヤー内蔵式ではなかったり、シートポストが一般的な丸断面だったりというオーソドックスな構成であることも特徴です。
FELTのロゴが、新しいものに変わっています。
こちらはマットホワイトです。
個人的には従来のロゴよりシンプルで力強くなったと感じますが、いかがでしょうか。
メイン・コンポーネントはシマノ・105です。
クランクは50/34T。
ストレート形状のカーボンフォークを採用しています。
2016年モデルは、ブレーキがシマノではりませんでした。2017年モデルはシマノ製が採用されています。
フレームサイズは480/510/540/560を用意。重量は8.84kgと発表されています。そして価格は、148,000円(税別)です。
FELTの2017年モデルはまだ上位モデルが発表されていませんが、10万円代半ばのアルミロードを狙っている人のとっては、F75は魅力的な選択肢のひとつになるのではないでしょうか。
※本稿執筆段階では2017年モデル未掲載
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。