先日発表されたGIANT(ジャイアント)2017年モデル早期発売分から、「DEFYの快適性+TCRの加速性」を謳う新型アルミロード「CONTEND SL」シリーズを紹介します。
シリーズに共通しているのは、今までGIANTのエンデュランス系入門アルミロードとして位置付けられていた「DEFY」シリーズと比較すると、チェーンステーが短くなっていること。トップチューブが短め、ヘッドチューブが長めという点はDEFYと同じです。
10万円台前半〜半ばというお求めやすい価格設定ということもあり、入門ロードとして人気モデルとなることでしょう。
●CONTEND SL 1 DISC
油圧ディスクブレーキ搭載モデル。「GIANT CONDUCT HYDRAULIC DISC BRAKE SYSTEM」という油圧ディスクブレーキが採用されており、ステム部分に油圧式と機械式のコンバーターを装備、機械式のシマノ・105 STIレバーで操作します。クランクは50/34T、リアスプロケットは11−32Tです。
価格:155,000円(税別)
サイズ:410(XS)、445(S)、480(M)、515(ML)mm
重量:9.4kg(480mm)
フレーム:ALUXX SL-Grade Aluminum OLD135mm、D-Fuse Composite Seat Pillar
フォーク:Advanced-Grade Composite、Aluminum OverDrive Column
ドライブトレイン:SHIMANO 105、22 Speed
クランクセット:SHIMANO RS500 Compact
ブレーキ:SHIMANO 105 + GIANT CONDUCT HYDRAULIC DISC BRAKE SYSTEM 140mm Rotors
タイヤ:GIANT P-SL1 700x25C
※GARMIN・GoProマウント付属
●CONTEND SL 1
こちらはリムブレーキの上位モデルで、シマノ・105完成車です。軽量なALUXX SLアルミフレームに、しなることで快適性を高めるD形断面の「D-Fuse」シートピラーを採用しています。
価格:140,000円(税別)
サイズ:410(XS)、445(S)、480(M)、515(ML)mm
重量:8.7kg(480mm)
フレーム:ALUXX SL-Grade Aluminum OLD130mm、D-Fuse Composite Seat Pillar
フォーク:Advanced-Grade Composite、Aluminum OverDrive Column
ドライブトレイン:SHIMANO 105、22 Speed
クランクセット:SHIMANO RS500 Compact
ブレーキ:SHIMANO 105 + TEKTRO R540
タイヤ:GIANT P-SL1 700x25C
クランクは50/34T、リアスプロケットは11−32Tです。
●CONTEND SL 2
こちらはシマノ・ティアグラ完成車です。リア10速となりますが、50/34Tのコンパクトクランクと11-32Tのワイドなスプロケットが標準装備されているので、幅広いシチュエーションをカバーしてくれるでしょう。
価格:115,000円
サイズ:410(XS)、445(S)、480(M)、515(ML)mm
重量:9.0kg(480mm)
フレーム:ALUXX SL-Grade Aluminum OLD130mm、D-Fuse Composite Seat Pillar
フォーク:Advanced-Grade Composite、Aluminum OverDrive Column
ドライブトレイン:SHIMANO TIAGRA、20 Speed
クランクセット:SHIMANO TIAGRA Compact
ブレーキ:SHIMANO TIAGRA + TEKTRO R312
タイヤ:GIANT P-SL1 700x25C
詳細は、GIANTのWebサイトでどうぞ。
リンク: Giant Bicycle
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。