今さらではあるのですが、JCA(公益財団法人日本サイクリング協会)の賛助会員になってみました。主な目的は「サイクリングヤマト便」を利用するためです。
情報源: Japan Cycling Association
日本のサイクリング界に君臨する、JCAこと公益財団法人日本サイクリング協会。一般のサイクリストには、乗鞍のヒルクライムや東京シティサイクリングの主催団体(実行委員会構成メンバー等)として知られているかと思います。
そのJCAの、賛助会員というものになってみました。
JCAの賛助会員になるといくつかの特典があります。かつては自転車保険がついてくることが大きなメリットでしたが、すべての賛助会員に自転車保険がセットされるのは、公益財団法人の事業として適当ではないという判断があったようで、現在では保険は追加で申し込み&支払いが必要になっています。
私が着目したのは、やはり「サイクリングヤマト便」です。
「サイクリングヤマト便」とは、ヤマト運輸がJCA賛助会員限定で提供している、自転車の輸送サービスです。JCAから「サイクリングタッグ」を購入することで、会員資格があるうちは、通常のヤマト便よりもお得な料金で自転車の輸送が可能です。
情報源: Japan Cycling Association|サイクリングタッグ
ここでちょっとややこしいのが、JCAの会員制度には「JCA賛助会員(いわゆるJCA会員)」と「CJ+会員」というふたつの制度があること。
・JCA賛助会員(JCA会員)
日本サイクリング協会の賛助会員。年会費は寄付金扱いになる。
年会費:4,000円
サイクリングタッグ:2,000円(モノとしてのタグが送られてくる)
自転車保険:任意で追加加入
・CJ+会員
JCA公認の会員制度だが、賛助会員ではなく、自転車保険とサイクリリングヤマト便を手軽に利用したい人向けのサービスという位置付け。
年会費:2,500円+消費税
サイクリングタッグ:2回500円+消費税(Web上で利用証明証を発行)
自転車保険:死亡・後遺障害100万円んp保険がセット、その他のプランは任意で追加加入
リンク: サイクリック|CJ+会員
……というわけで、どちらの制度を選ぶか悩ましいところなのですが、自転車事故でも保障が受けられる個人責任賠償には加入しているので、追加で自転車保険に加入する必要もないですし、賛助会員なら寄付金控除の対象にもなるので、ここは素直にJCA賛助会員を選択しました。
そしてもうひとつ。JCA賛助会員になると「Cycling Japan」という機関誌が届きます。
これがなかなかのクオリティなので、定期購読する気分で……というのも、理由のひとつです。
というわけで、JCAのWebサイトから申し込みをして、銀行振込もして、その翌日にはめでたく?「JCA賛助会員」となりました。
ちなみに、これからJCAの賛助会員になろうという方、会期は3月31日までなので、その点だけはご注意を。急ぐ理由がなければ、来年度からの申し込みでよいでしょう(近日中に来年度分の申し込みが可能になると思います)。
次回は、サイクリングタッグの入手について紹介する予定です。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。