charge bikes(チャージバイクス)は、シンプル&モダンをコンセプトとするイギリスのブランド。「GRATER(グレーター)」シリーズはフェンダーを標準装備したクロスバイクです。
ストリートを快適に走ることができるだけではなく、そのアルミフレームはタフさも併せ持っています。
●GRATER 2
「GRATER 2」は、油圧ディスクブレーキ採用の上位モデル。タイヤは700×32Cと、太すぎず細すぎず、クロスバイクとしてちょうど良いサイズ。そして前後にフルサイズのフェンダーもあるので、ライド中に雨が降ってきたり、雨上がりを走ったりするときでも安心です。
変速のパーツはシマノのアセラとソラを使っていて、フロント2段、リア9段の18段変速となっています。
サイズはS、Mの2種類で、価格は100,000円(税別)です。
●GRATER MIXTE 2
「GRATER MIXTE 2」はGRATER 2をまたぎやすいミキストフレームとしたバージョンですが、フレーム以外にもいくつか大きな違いが。
まず、ギアが内装8段変速であるとこと。ギアがガチャガチャ言わないのは、ミキストのメインターゲットである女性には確かに良いかもしれません。そしてブレーキはディスクではなくVブレーキとなっています。
サイズはXS、Sの2種類です。このデザインなら、サイズさえ合えば男性が乗るのもアリでしょう。価格は95,000円(税別)です。
●GRATER 1
ベーシックモデルの「GRATER 1」。変速のパーツはリア8段のシマノ・アルタスとなり、フロントギアはシングル、つまり1×8の8段変速です。また、ブレーキはVブレーキが付いています。GRATER 2同様に、フェンダーはフルサイズのものを装備します。全体的に、街乗りにちょうど良いスペックです。
サイズはS、Mの2種類で、価格は75,000円(税別)です。
●GRATER MIXTE 1
GRATER 1のミキストバージョン。こちらはミキストフレームもリア8段のシマノ・アルタスを使っています。
サイズはXS、Sの2種類で、価格は75,000円(税別)です。
詳しいスペック等は、charge bikesを取り扱っているライトウェイプロダクツジャパンのWebサイトでどうぞ(製品情報内に、音が出る動画が自動再生で貼られている場合があるので、ご注意を)。
情報源: CHARGE 公式サイト | チャージ MTB ファットバイク
charge bikes自体は大きな会社の中のいちディビジョンがやっているブランドなので、マーケティング的にしっかり考えられていると思うのですが、かといってやりすぎず、狙いすぎず……うまいバランスでやっている印象を受けます。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。