【SIXTH COMPONENTS × CyclingEX タイアップコンテンツ】
「SIXTH COMPONENTS(シックスコンポーネンツ)」というパーツブランドをご存知でしょうか。「ROCKBIKES(ロックバイクス)」を送り出すNYCがプロデュースするこのパーツブランドは、2014年に立ち上がった新しいブランドであるにもかかわらず、送り出される製品がマーケットで話題を呼んでいます。中でも人気なのがホイールです。
SIXTH COMPONENTSのWebサイトには『五感の先にある第六感を呼び覚すモノを、自転車というフィルターを通じて作りたいという思いからSIXTH COMPONENTSと銘打ちました』と書かれています。デザインコンシャスのように見えて、あまりアピールはしないが高い機能性を秘めている……そんなパーツを開発しているのです。
現在のSIXTH COMPONENTSを代表するプロダクトと言えるのが、ホイールです。巷のロードバイク用ホイールといえば、まずトップグレードとして高級なレーシングモデルが存在し、そのイメージを受け継いだミドルグレードや普及グレードが展開されていくのが常ですが、SIXTH COMPONENTSのホイールは、全てのラインアップがモノとしての強い個性を持ち、それでいて声高に主張をしすぎない絶妙なスタンスを保っています。
「K&M CYCLE 南船場店」(ROCKBIKESコンセプトストア)の立具幸紘氏は、SIXTH COMPONENTSのホイールが持つ魅力について、次のように話します。
「SIXTH COMPONENTSのホイールは、業界の常識を打ち破るホイールです。他メーカーのホイールはどれもレース志向の機材、もしくは性能度外視のルックス優先の商品と二極化しています。ところがSIXTH COMPONENTSはホイールの基本性能は当然高く、しかも質感・デザインはSIXTH特有のスタイルがあります。それでいて納得のいく価格設定なので、カスタムの選択肢が大きく広がったと思います」
立具氏は価格設定にも魅力を感じているとのことですが、リーズナブルであることを優先しているのかというと、そういうわけでもありません。NYCの代表でSIXTH COMPONENTSの開発を手がける西山直人氏は「我々の考える“適正な価格”で出していきたい」と話します。それが結果として、現在のところはリーズナブルという印象につながっているのでしょう。
今回は、SIXTH COMPONENTSのホイールから3モデルを紹介します。
●MACHUS
MACHUSは、リムハイト27mmのアルミホイール。前後セットで1,510gと軽量なので、エントリーグレードのロードバイクを軽量化して走りの質を高めるのに最適。輝くポリッシュシルバーと、引き締まったブラックの2カラーで、どんなバイクにもマッチする。6万円を切る価格だが、ハブの回転の良さはクラスレスだ。
製品名:MACHUS(マカス)
クリンチャー
リムハイト:27mm
フリー:シマノ8〜11S対応
スポーク本数:F 18、R 24
重量: 1,510g(前後セット)
価格:55,000円(税別)
<SIXTH COMPONENTS MACHUS ギャラリー>
●CHARIS
38mmハイトのアルミディープリムホイール。何よりも注目したいのが、リムにプラズマ電解酸化皮膜処理によるセラミックコーティングが施されているということ。高い制動力を発揮し、しかもブレーキシューが当たってもブラックのカラーが落ちにくいので、ルックス面でも魅力。実用性とドレスアップ効果が非常に高い、新機軸のホイール。
製品名:CHARIS(カリス)
クリンチャー
リムハイト:38mm
フリー:シマノ8〜11S対応
スポーク本数:F 18、R 24
重量: 1,640g(前後セット)
価格:100,000円(税別)
<SIXTH COMPONENTS CHARIS ギャラリー>
●ZEPHYRUS
50mmハイトのカーボンクリンチャーホイール「ZEPHYRUS」。カーボンホイールに抱きがちな「価格が高くて手が出せない」「耐久性に難がありそう」というイメージを覆す存在。高圧の空気を入れた際のリム変形量が少なく、ブレーキングの摩擦熱に対しても優れた耐久性を発揮。チタンクイックを標準装備するなどマニア心をくすぐる演出もある。ヘビーユーザーから評価の高いホイールで、中〜高速域でのスピードの伸びが印象的だ。
製品名:ZEPHYRUS(ゼフィルス)
クリンチャー
リムハイト:50mm
フリー:シマノ8〜11S対応
スポーク本数:F 18、R 24
重量: F 690g、R 860g
価格:F 80,000円、R 90,000円(税別)
<SIXTH COMPONENTS ZEPHYRUS ギャラリー>
SIXTH COMPONENTSのホイール、いかがでしたでしょうか。ROCKBIKESを手がけるNYCの製品であり、ROCKBIKESにも純正パーツとして採用されているSIXTH COMPONENTSですが、西山氏は「ROCKBIKESのためのパーツブランドというわけではなく、さまざまなバイクで使って欲しい」と話します。
実際にユーザーや販売店のブログを見ると、スタイリッシュなクロモリフレームからフルカーボンのレーサーまで、実に多様なバイクにSIXTH COMPONENTSのホイールが組み合わされているのがわかります。SIXTH COMPONENTSのコンセプトに共感し、ホイールに興味を持ったなら、ROCKBIKESコンセプトストアやSIXTH COMPONENTS 取り扱いショップに足を運んでみてください。
提供:SIXTH COMPONENTS http://sixthcompo.com/
協力:K&M CYCLE http://michin1021.wix.com/k-m-cycle
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。