本日はTern(ターン)の新しい製品ラインとして、折りたたみではない自転車を4つ紹介しましたが、こちらの記事で紹介するのは折りたたみ(フォールディングバイク)です。
Ternのフォールディングバイク2016年モデルは、全体としては継続モデルが多く、少しグラフィックの変更があったり、一部のモデルが廃盤になったりといったところなのですが、大きなトピックとしては、従来24インチホイールだったEclipse(イクリプス)シリーズに、新たに26インチモデルが追加されています。
こちらは「Eclipse X22」。コンポーネントはシマノ・アルテグラと105のミックスで、2×11の22スピード。ディスクブレーキも搭載した26インチのフォールディングバイクでありながら重量は11.3kgと、軽くなっています。
価格は305,000円(税別)と、なかなかの高級車です。
もうひとつ。
こちらはコンポーネントをシマノ・ティアグラ(2×10スピード)として、価格を抑えています。重量は12.2kgと、ちょっと重たくなります。価格は190,000円(税別)です。
フレームは同じなので、各部を見ていきます。
フレームの造形的には、24インチのEclipseと変わりません。
ステム周り。
フレームの折りたたみ部。このあたりも従来のEclipseと同様です。
折りたたんだ状態。
ホイールサイズが大きくなったわけですから、さすがにコンパクトとは言えませんが、それでもクロスバイクやロードバイクと比べればずっと小さいのも確かです。フォールディングサイズは、Eclipse P20で「W90×H81×D38cm」です。
26インチとなったことで、走行性能が高まっていることを期待したいですね。また、タイヤの選択肢が増えているのもポイント。フレームにはクリアランスがあるので、
こんなカスタムも、できちゃいます。
TernのWebサイトが2016年モデルに切り替わるのはまだまだ先だと思うので、ニューモデルについては当面ブログをチェックするのがよろしいかと。
リンク: Tern Bicycles Japan Official Blog
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。