7月1日に開催されたピナレロ(PINARELLO)の2016年モデル展示会から、2016年モデル注目の「GAN」シリーズを紹介します。
GANシリーズは、下から「GAN」「GAN DISK」「GAN S」「GAN RS」というモデル構成となります。形状は共通で、主な違いはマテリアルです。
こちらはマテリアルにハイストレングス T600 カーボンを使用した「GAN」。ジャガーとの共同開発によってDOGMA F8に採用されたエアロフォルムを、このGANシリーズも受け継いでいます。
「FSC シートクランプ」を採用。
コラムスペーサーやステムは一般的な形状です。
こちらは、ディスクブレーキ仕様の「GAN DISK」。フレームマテリアルはGANと同様にハイストレングス T600 カーボンです。
形状は同じでマテリアルにハイストレングス T700 カーボンを使用しているのが「GAN S」。
そしてシリーズ中最上位のモデルとなる「GAN RS」は、マテリアルがハイストレングス T900 カーボンとなります。
もちろん形状は同一。
しかし、最上位モデルのGAN RSの完成車では、エアロ形状の「TIGER ULTRA ALU AERO ステム」が採用されているのがポイントです。
さて、気になる販売形態および価格については、下記のように発表されています。
GAN
105 11S 完成車 325,000円(税別)
GAN DISK
ティアグラ 10S 完成車 350,000円(税別)
GAN S
アルテグラ 11S 完成車 440,000円(税別)
105 11S 完成車 365,000円(税別)
GAN RS
フレームセット 488,000円(税別)
コーラス 11S 完成車 780,000円(税別)
アルテグラ 11S 完成車 560,000円(税別)
スペックや詳しいカラー展開およびサイズ展開については、カワシマサイクルサプライのWebサイトで発表されているので、そちらをご覧ください。
PINARELLO JAPAN | ピナレロジャパン オフィシャルサイト.
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。