「シンプル&モダン」をコンセプトにイギリスで開発されている「charge bikes」の2016年モデルから、MTBの「COOKER」シリーズを紹介します。2016年モデルではファットバイクと27.5Plusのラインアップになりました。
まずは26インチの「COOKER MAXI 1」。こちらはアルミフレームで、タイヤサイズは26×4.0″となっています。フロントは36/22Tのダブルで、リアは11-36Tの10速。コンポーネントはSRAM・X5が採用されています。価格は160,000円(税別)です。
続いて、上位グレードの「COOKER MAXI 2」。「1」とは違ってフレームがタンゲのクロモリチューブとなります。そしてコンポーネントは11スピードのSRAM・GXが採用され、フロントはシングル、リアは10-42Tとワイドなギアが付いています。価格は190,000円(税別)です。
ちなみにCOOKER MAXIのサイズ表記はこんな感じ。chargeのロゴですね。
リムもこんなふうになっていました。
さて、ここからは27.5Plusです。
こちらは「COOKER MIDI 0」。先の2モデルはリムが26インチでしたがこちらは27.5インチで、タイヤは27.5×2.8″を採用。ファットバイクとふつうのMTBの中間的な太さになっています。クロモリフレームかつシングルスピードで、価格は120,000円(税別)です。
続いて「COOKER MIDI 1」です。アルミフレーム、シマノ・デオーレの1×10スピード仕様で、価格は140,000円(税別)。
同じくアルミフレームの「COOKER MIDI 2」。コンポーネントがシマノ・SLXとなっています。また、このグレードからフロントにサスペンションフォークが付きます。価格は170,000円(税別)。
そして「COOKER MIDI 3」。コンポーネントがリア11速のSRAM・GXとなり、価格は210,000円(税別)です。
このように27.5Plusのバイクが登場しているのが、「COOKER」2016年モデルの特徴です。実は本国サイトのほうを見ると、27.5Plusのモデルに「MIDI」という文字は入っていません。日本では「太い27.5インチ」よりも「ちょいファット」で訴求したいのかもしれませんね。
CHARGE 公式サイト | チャージ MTB ファットバイク.
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。