先日TOPEAK(トピーク)のラチェットレンチを紹介しましたが、今度はトルクレンチ。締め付けるときのトルクを管理するレンチです。
近年は自転車でも軽量なパーツが多く、締め付けトルクを気にしている人も多いかと思います。トルクレンチというとデジタルメーターのついたものを思い浮かべるかもしれませんが、そんなことはありません。
趣味やお仕事によっては、こういうトルクレンチに馴染みがある方もいるでしょう。
というわけで本題へ。まずは1種類のトルク設定がなされたトルクレンチ、TOPEAKの「TORQUE 5」と「TORQUE 6」です。
こちらが「TORQUE 5」。
そしてこちらが「TORQUE 6」
5や6という数字は、それぞれ5Nm、6Nmのトルクに対応しています。
T字ハンドル型をしており、握る部分がビットケースになっています。
中にはこのように、4、5、6mmの六角レンチ、そしてトルクスレンチT25のビットが収まっています。
単一トルクということで不便に感じるかもしれませんが、その分「設定トルクを間違える」といったミスが起こりません。
価格は、TORQUE 5/TORQUE 6ともに、2,740円(税別)となっています。
そしてもうひとつ、既存のTOPEAK製品をご紹介。「ComboTorq Wrench & Bit Set」です。
自転車用のプレート形トルクレンチです。
本国サイトにイラストによる使用イメージがありました。
Topeak® Cycling Accessories — Products – ComboTorq Wrench & Bit Set.
締め込むときのねじれを読み取って使用します。単純です。1〜12Nmまで目盛りが振ってあります。
ハンドルの部分は……、
やっぱりビットケース。これがTOPEAKのスタイルのようです。3、4、5、6mmアーレンキーとT25がセットされています。
こちらは、1,900円(税別)となっています。
TOPEAK トピーク / ComboTorq Wrench & Bit Set [ コンボトルク レンチ & ビット セット ].
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。