タイトルのとおり、東京都が「東京都自然公園利用ルール(案)」への意見を2014年11月28日(金)まで募集しています。
多摩地域の自然公園(高尾山や御岳山、雲取山等を含む国立公園や国定公園など)では、トレイルランニング大会が開催されたり、愛玩動物(ペット)を連れてハイキングを楽しむ人が増えるなど、利用形態が多様化してきています。
これまで想定していなかった利用者の増加に伴い、自然公園を利用する全ての方がマナーのあり方を再確認するとともに、自然公園を管理する東京都は、新たな利用に対応するルールを定めていく必要があると考えています。
このたび「東京都自然公園利用ルール(案)」を取りまとめましたので、都民の皆様からの御意見を募集します。今後、皆様から寄せられた御意見を参考にしながら、「東京都自然公園利用ルール」を定めていきます。
引用元: 「東京都自然公園利用ルール(案)」への御意見を募集します|東京都環境局 緑の創出と自然環境の保全.
この東京都自然公園利用ルール(案)[PDFはこちら]に、次のような項目があります。
マウンテンバイクを楽しむ方へ
(オフロードでの車両走行を目的とする方)
18 マウンテンバイクは登山道へ乗り入れないようにしましょう
土壌・植生・歩道施設の損傷を防ぎ、また、歩行者に不安を与えないために
登山道へのマウンテンバイクの乗り入れはやめましょう。
これについて様々な意見が出ているのは、MTBが好きな方ならすでに知っていることでしょう。
MTBは悪者なのか?
MTBは東京都の自然公園に設けられた登山道において一律禁止されるべきなのか?
時期やコースで切り分けできないか?
もし「だから、その切り分けが“東京都自然公園”なんですけど」となったときに対案があるか??
トレイルランニングについては大会開催のフローまで書かれているのにMTBは「乗り入れはやめましょう」の一言で済まされている原因は何か?
いずれにしても、意見は2014年11月28日(金)必着となっています。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。