COLNAGO(コルナゴ)の2015年モデル、個人的に注目してのは「V1-r」です。
コルナゴといえば以前からフェラーリとの関係を築いており、カーボンフレームを共同開発したり、双方の名前を冠した「コルナゴ・フェラーリ」をリリースしたりといったことが行われています。
そして、そのコルナゴとフェラーリの関係に基づいて新たに登場したのが「V1-r」です。トップチューブにはフェラーリのマークも入ります。
近年、自動車関係の企業と自転車メーカーのコラボレーションが話題になっています。マクラーレン、ジャガー、ペンスキー、等々。コルナゴもその流れに乗ったのかどうかはわかりませんが、このV1-rでは、コルナゴとフェラーリの共同開発により、空力を考慮したデザインとしたそうです。
ブレーキはダイレクトマント。
そして、あまり軽量というイメージの無いコルナゴですが、V1-rはコルナゴ史上最軽量だそうで、カタログでは『カスタム次第では5kg台の重量にすることも可能』と謳われています。
価格は460,000円(フレームセット、税別)です。
そして、当然の流れなのでしょうが、コルナゴ・フェラーリのロードバイクもV1-rベースとなりました。「CF10」です。
完成車価格は、1,650,000円(税別)となっています。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。